CROSS VEIN インタビュー

2015年10月5日 更新 インタビュー
CROSS VEIN インタビュー
記事公開日:2014/12/03

 女性シンガーJuliaを擁するシンフォニック・メタル・バンドCROSS VEINが、去る11月19日にシングル「MAID OF LORRAINE」でビクターからメジャー・デビューを果たした。従来の持ち味を最大限に活かしつつブラッシュアップされた楽曲に、中毒性のある甘い声はそのままにパワフルになったJuliaのヴォーカルが乗って攻めて来る様は圧巻。既に確固たるファン・ベースを築いているバンドだが、そのヨーロピアン・テイストに溢れたドラマティック極まりない激情のサウンドはさらに多くの人々を虜にすることは間違いない。現在鋭意製作中の2ndアルバムにも大いに期待出来る。Julia<vo>、Yoshi<g>、Masumi<g>の3人に話を聞いた。
CROSS VEIN

CROSS VEIN

JULIA | Yoshi | MASUMI | Shoyo | ko-suke

CROSS VEIN:Julia(Vo.), Yoshi(Gu.), Masumi(Gu.)
インタビュアー:前田岳彦 / BURRN!

とにかくインパクトを大事にして、「おお、凄いバンドが出てきたぞ」と思ってもらえるような楽曲にした。

--- ニュー・シングル「MAID OF LORRAINE」は、CROSS VEINの進化をはっきりと感じ取れる作品になりました。前のシングルの「PROFUSION」(2013年)と比べても、大きな違いがあります。


Yoshi:レコーディングの時から、元の音からして確実に進化しているという実感がありました。スタジオのクオリティが上がって、そういういい環境の中で自分の技術を余すことなく発揮出来たというのが一番の大きかったです。


Julia:今回初めてヴォーカル・ディレクションのサポートをしていただきました。今まではメンバーとサウンド・プロデューサーだけでのレコーディングだったんですが、サポートのおかげで今まで自分独りでは思い付かなかった歌唱法とか、色々なものを発見しました。凄く刺激的でしたね。


Masumi:僕にとってはCROSS VEINでの2枚目の作品になるんですが、前回の反省点をきちんと活かすことが出来ました。曲作りの段階からそうでしたね。レコーディングに関しては、Yoshiが言ったようにスタジオのクオリティも上がっていますし、ミュージシャンのクオリティも上がっていますし、ラフの仕上がりの状態でもかなり手応えがありました。少なくとも、自分の中では。


--- 楽曲そのもののクオリティも上がっていますよね。


Yoshi:今回の楽曲は、結構前にデモは出来ていたんですよ。だからまあ、温めていた楽曲ではあるんですが、メジャー・デビューするということになって、そのデモをさらにブラッシュアップしていきました。無駄なものを削ぎ落としつつも、自分達の世界観はさらに強めて、という形で。デモのクオリティをさらに上げて収録することが出来たかなと思っています。


--- Juliaさんのヴォーカルは、従来の個性である甘いトーンはそのままに、よりパワフルになっていると思います。それはヴォーカル・ディレクションのサポートを受けたことによるところが大きいのでしょうか?


Julia:大きいと思います。


--- 御自身でも変わったと思いますか?


Julia:変わったと言うよりも、レコーディングを経て、他の曲を歌うのが簡単に感じられるようなったと言うか。(笑) 壁を1つ超えられた気がします。


--- 楽曲そのものも、今回は難易度が高かったのですか?


Julia:そうですね。だいぶハードルの高い楽曲でした。(笑)


--- YoshiさんとMasumiさんが曲を書いていますが、当然さらに上を目指すという気持はあったでしょうね。


Yoshi:そうですね。(“Maid Of Lorraine”は)最初のインパクトが大事だと思っていたので、もうAメロの出だしからハイトーンでバーンと。とにかくインパクトを大事にして、「おお、凄いバンドが出てきたぞ」と思ってもらえるような楽曲にしたつもりです。それでいて、サビはメロディアスでみんなが覚えやすいものにして…。


--- “寂寞の塔”はMasumiさんの曲ですが、やはりYoshiさんと同じような考えで書いたのですか?


Masumi:そうですね。先に“Maid Of Lorraine”のデモが仕上がっていて、シングルを作るということになった時に、Juliaの売りはハイトーンですが、ハイブリッドに歌いこなせるヴォーカリストであることも証明したいと思ったんですよ。だから、普通よりも少し高いくらいの音域で。ポップス寄りというわけでもないんですが、一般的に歌われているような音域の曲が2曲目にあった方がいいんじゃないかと思ったんです。シングルということで3曲しか入らないので、その中で色々な面を見せられたらと思って“寂寞の塔”を作曲しました。1曲目が速いので、ずっしり重たくしっとり歌えるとものを、ということも意識しました。


--- Juliaさんが「ハードルが高い」と感じたのはどんなところですか?


Julia:音域よりも表現…。聴き手を選ばず、なおかつ個性的なものにするというのが私にとっては結構大きな課題だったので、そこは意識しました。あとは、あくまでもシンフォニック・メタル・バンドと名乗っているので、クワイアやコーラスの重ね録りが本当に多くて、ヴォーカルのトラック数だけでも凄い数なんですよ。(笑) だからある1つの主旋律を取り終えて、次はハーモニー・パート…となった時に、メロディの切り替えをするのが大変な部分はありました。


--- YoshiさんとMasumiさんは、歌メロも乗せた状態でJuliaさんに曲を渡すんですね?


Julia:2人は結構判りやすい形でデータとして渡してくれるので、それを事前に聴き込んで本番で歌う、という感じです。


Yoshi:コーラスもクワイアも入った95%くらいの仕上がりのデモを、「こんなの出来たよ」と言って渡す感じですね。


Masumi:出来たメロディに対してJuliaが歌詞を付けてくれるんですが、その内容によってメロディを変えたりはしています。


--- 歌詞は総てJuliaさんが書いていますが、お2人から何か指定されることはありますか?


Julia:ないですね。


--- 曲を聴いて、そこから浮かんだイメージを元に歌詞を書くのですか?


Julia:そうですね。2人共、デモの段階から凄くクオリティが高いものを持ってくるので、「さあ、どんなテーマにしようか?」と模索するよりも「今頭に浮かんでいる情景を、どういう言葉を使えば上手く伝えられるか?」ということを考えます。自分の勝手な判断と言ってしまえばそれまでなのですが(笑)、なるべく固有名詞は使わず抽象的な表現をするようにしています。あくまでも世界観を大事にしつつ、自己満足的な歌詞にならないように…。世界観を守ることは、常に念頭に置いていますね。あとはストーリー性を持たせることとか。


--- 殆どの場合、YoshiさんとMasumiさんの望むとおりの歌詞が仕上がってくるのですか?


Yoshi:そうですね。毎回驚くほどクオリティが高いし、自分が思い描いていたとおりの世界観の歌詞を書いてくれます。歌い回しに関しては「ここはこうした方がいいんじゃない?」とか「語呂がちょっと合ってないから、こういう単語にしたらどう?」みたいなやり取りはしますが、基本的なコンセプトと言うか内容には常に満足しています。


--- 3人で一緒に曲を書くことはないのですか?


Masumi:ないですね。それぞれ自宅で書いて、聴けばイメージが湧くようなクオリティまで高めたところでみんなに渡すようにしています。ただ、自分でも「こういうイメージ」というのはあるんですが、Juliaが曲を聴いて何を思い描いてどんな歌詞を書いてくるか?というのも1つの楽しみなんですよ。「こういう雰囲気で」と決めていても、Juliaの歌詞を読んだ瞬間にそっちの雰囲気にシフトすることもあります。


Julia:違う時もあったんだ?(笑)


Masumi:多少ね。(笑) 自分では戦いをテーマにしていても、“別れの辛さ”みたいな内容の歌詞だと、そっちにシフトして…。


Julia:結構違うね。(笑)


Masumi:曲を書いている時は(イメージは)大雑把だからね。(笑) 僕の場合は。でも、Yoshiの曲は…。かなりしっかりしたイメージがあるんじゃない?


Yoshi:そうだね。映画が好きで、映画音楽が好きで、世界観というものを曲でいかに表現するかを常に一番大事にしていると言うか、それが一番好きでやっているので。映画には起承転結があるじゃないですか? 「この曲はどの部分のBGMになるのか?」ということを考えながら書いています。「出会いの時の曲なのか、それとも戦いの時の曲なのか」ということは曲作りの時にかなりきっちりと決めてしまいます。戦いの時の曲だったらモロにそういう曲を渡すので、必然的に歌詞もそれに見合った内容になります。特に説明しなくても、自分の思いどおりの歌詞が出来上がってきますね。


--- そういった意味では、JuliaさんにとってはYoshiさんの曲の方が判りやすいのでしょうか?


Yoshi:まあ、そうですね。(笑)


--- Masumiさんの曲には、解釈の幅があるということですか?


Masumi:まあ、まだ(Yoshiとは違ってJuliaと)一緒にやっている時間が短いので。(笑) まだケミストリーが発生してないのかもしれない。これから爆発させたいですね。(笑)


--- 今のままでいいのではありませんか? 何もかもきっちりと決めてくるYoshiさんと、解釈の幅を持たせてくるMasumiさんという2本立ての方が…。


Julia:でも、完璧主義という点において2人は同じです。制作途中では、曲を聴かせてくれないんですよ。(笑) 本当に「このままカラオケで使えるんじゃないか?」というくらい完璧なデモを作ってきて、スタジオで鑑賞会みたいなのをするんですが、それが凄く楽しみです。


“メタラーの市民権”みたいなものを「先陣を切って獲得していくぞ」という気持も込めて…。

--- “Maid Of Lorraine”はメロディック・スピード・メタル・チューンで、実にCROSS VEINらしい曲です。CROSS VEINの魅力が余すところなく詰め込まれています。メジャー・デビューするということで、これまでCROSS VEINを聴いたことがない人達への名刺代わりの1曲として書いたのでしょうか?


Yoshi:そうですね。メタルが好きな人達にもアピール出来るし、そうでない人達にも訴え掛けられるメロディがあると言うか…。一聴するとメロディック・スピード・メタルという感じですが、その中にも色々な人に受け入れてもらえるものをちりばめたつもりです。勿論今までのファンも大事にしたいので、そういう人達が求めているであろう音作りもしました。あとは、サウンド以外の部分でもアピール出来るよう意識しました。プロモーション・ビデオは教会で撮ったんですが、その絵を観ただけで一般の人に「おー、凄いバンドが出てきたぞ」と思ってもらえるような工夫もしましたし。


--- ジャンヌ・ダルクについての曲なんですよね?


Julia:ジャンヌ・ダルクをモチーフにしたんですが、メジャー・デビュー1発目の曲で個人がテーマというのはどうかな?と悩んだところもありました。それよりも私が大事に考えていたのは…。今こうして世の中にはメタル・バンドが沢山いますが、多分まだ一般的には、メタルというと男性的な力強イメージだと思うので、女性ヴォーカルとして、なんと言うか…。ちょっとおこがましいんですが、“メタラーの市民権”みたいなものを「先陣を切って獲得していくぞ」という気持も込めて…。歌詞にも「みんなで突き進みましょう」といったような気持を取り入れたりもしていますし。クワイアに“victory”という言葉が入っているんですが、それには今回声を掛けてくださったビクターさんへの感謝が込められています。(笑)


Yoshi:あとは「勝利を掴み取ろう」というね。


Julia:そうだね。「天下を取りましょう」という気持はしっかり込めました。


--- ただ、ジャンヌ・ダルクは非業の死を遂げるじゃないですか。


一同:(笑)


--- だから、激しさと力強さと同時に哀しさもある曲に仕上がっていますよね。


Yoshi:陰の部分やダークな世界が好きなので、それはどの曲にも必ずどこかしらに入っています。今までもそうでした。


--- CROSS VEINの音楽はヨーロッパ・テイストに溢れたていますが、やはり主な影響源はヨーロッパの音楽ですか?


Yoshi:やっぱりヨーロッパ系のメロディとサウンド。オーケストラの音色が好きですし、クラシックからの影響も強く受けています。あとは単純にヨーロッパのメタルが好きだというのもありますし、それこそHELLOWEENとかGAMMA RAYとか、そういう音楽を聴いて育ってきたので、そこからの影響は出ています。


Julia:私は北欧メタル、シンフォニック・メタルをずっと聴いて育ったので、その手の音楽に対する憧れは常にありますね。


Masumi:僕は…実はアメリカンで(笑)、LAメタルやBON JOVIなんかが大好きなんです。“寂寞の塔”でもsus4が入った刻みと言うかバッキングが聴かれますし、サビのコード進行もBON JOVIのようなアリーナ・ロック的な…。最後に合唱になりますが、あれは僕の中では(BON JOVIの)“Livin On A Prayer”のイメージ。(笑) 勿論メロディック・スピード・メタルも好きですし、HELLOWEENなんかはメチャクチャ聴いたんですが、それ以前に聴いていたのがDOKKEN、オジー・オズボーン、RATTなんかだったりするので…。ただ、そうやって作りつつも、北欧系の、CROSS VEINの色にも寄せているので、結構独特の雰囲気が出ていると思います。


Yoshi:ギター・ソロなんかにアメリカンな部分が出ていたりするんですよ。シンフォニック・メタルなんですが、ギター・ソロが始まった途端にどこかちょっとアメリカンと言うかハード・ロック的なフレーズが飛び出して来たり…。


Masumi:“寂寞の塔”のギター・ソロは、STEELERのイメージですね。“Beauty And The Beast”のギター・ソロは、思い切りクリス・インペリテリとポール・ギルバートの中間。(笑) 打撃音しか聞こえない、みたいな。そういった面でも、往年のメタルが好きな人達に楽しんでもらえるのではないかと思います。


--- “寂寞の塔”は、シアトリカルでシネマティックな曲でもありますね。


Masumi:そうですね。何を思い描いて書いたのかは忘れたんですが(笑)、Juliaの歌詞を読んだらヨーロッパの石畳と塔の情景が思い浮かんで…。そこからサウンドを差し替えて、よりシンフォニックに作り直していったような感じです。


--- あくまでもメタル・バンドでありつつも上品で貴族的…というのが、CROSS VEINのイメージの特徴ですよね。


Yoshi:そうですね。中世ヨーロッパの貴族というのがコンセプトです。


Masumi:メタル貴族の舞踏会。(笑)


--- “Beauty And The Beast”は、ディズニー映画『美女と野獣』のテーマ曲のカヴァーですが、これを選んだ理由は?


Yoshi:これもやっぱり中世ヨーロッパ、貴族という世界観だったので、CROSS VEINにマッチするんじゃないかと思って選びました。単純にディズニー映画やファンタジー映画が好きというのもあるんですが、その中でも一番CROSS VEINにマッチしている映画だし、曲そのものも好きだったんで、カヴァー出来て光栄です。


--- 原曲とは、テンポが全く違いますね。


Yoshi:テンポもキーも上げています。


Julia:(原曲は)バラードですもんね。


Yoshi:カヴァーするからには自分達の色を打ち出したいというのもありました。「こう化けるのか」とみんなに思ってもらいたいと言うのもありましたし。



--- アレンジに苦労したりはしませんでしたか?


Yoshi:苦労したと言うか…。いかに原曲の良さを崩さずにCROSS VEINらしく出来るかという部分を一番大事にしました。メロディの良さを際立たせつつ、それを邪魔しない演奏をしつつ、歌が入っていないところではモロにメタルな要素を出して、という…。メリハリを付けるようにはしましたね。

--- 今回のシングルに続いて2ndフル・アルバムをリリースすることになると思いますが、制作は進んでいますか?


Yoshi:既に曲は出揃っていて、あとはレコーディング…という段階まで来ています。だから、そう遠くないうちに出せると思います。


--- シングルの音楽性からイメージ出来るようなアルバムになるのでしょうか?


Yoshi:そうですね。シングルからさらに世界観を広げて


--- 変な意外性のない、「これぞCROSS VEIN!」というアルバムになりそうですね。


Yoshi:「どうしちゃったの?」ではなく、「おー、これこれ。待ってたよ」というものを作りたいです。


「中毒になる」とおっしゃってくださる方を少しずつでも増やしたいと思ってやってきたんです。

--- ベーシックなことをお聞きしたいんですが、CROSS VEINは2007年に誕生して、2008年に活動を開始。Yoshiさんが突如リーダーになったのが2009年です。その経緯を綴ったブログを拝読しましたが、感心しましたよ。


Yoshi:結成当初からかなり色々あったと言うか、メンバー同士の問題を常に抱えながらやってきたので、そこを解決しつつ音楽作業も頑張ってきた、という感じです。僕は元々作曲とかは出来なくて、バッキングを弾くサブ・ギタリストのような感じで入ったんですが、他のメンバーがいなくなって独りになっても諦めようとは思いませんでした。だからここまでやってきたし、やっぱり音楽が好きなので、とにかく勉強して…。そういうことをしている時にJuliaとの出会いがあって、このヴォーカリストとだったらもっとCROSS VEINを大きく出来るし、自分がやりたいことを表現出来ると思って、そこからさらに猛勉強したんですよ。オーケストラについても勉強しましたし、DTMのソフトを買ったり本を読んだりもしました。そうやって作った曲にJuliaの歌詞が乗って…というのを繰り返していくうちにどんどん世界観が固まっていって、「この方向でどんどん大きくなっていけたらいいな」と思いながら今に至ります。


--- 凄いと思いましたよ。言い方は失礼ですが、最初は“ペーペー”として加入したわけじゃないですか。(笑)


Yoshi:いつ首を切られるか、ビクビクしながらやっていましたから。(笑)


--- それが今やバンド・リーダーでメイン・ソングライターで、素晴らしい音楽を作っているわけですから。


Yoshi:とにかく何でもやってみようと思ったんです。最初から「これは出来ないだろうな」と諦めるのではなく、自分に向いていないようなことでもとにかくやってみようと色々なことに手を出しました。デザインや、ホームページのプログラムの勉強もしましたよ。


--- Juliaさんは、Yoshiさんと出会う前からCROSS VEINを知っていたのですか?


Julia:いえ。全然知らなくて、たまたま…。その当時、趣味の延長に近かったんですが、私もシンフォニック系のメタル・バンドで活動していまして…。で、(CROSS VEINが)ヴォーカルを替えるにあたって、Yoshiはもうちょっとゴシックでシンフォニックな方向にシフトしていこうと考えたそうで、私に声を掛けてくれました。最初のうちは、前のヴォーカルさんのイメージを拭うのが大変でした。ホントに、ほぼ違うジャンルのバンドだったと言ってもいいくらいですし。何だろう? パワー・メタルのような感じかな? そこから徐々にゴシックな曲、シンフォニックな曲を増やしていって、気が付いたらMCが全然違うスタイルになっていたり、ライヴハウスを“劇場”と呼ぶようになっていたりしましたし、衣装も派手になっていて…。本当に少しずつ変わっていったんだと思います。


--- この3人の中ではMasumiさんが最後に加入したわけですが、CROSS VEINのことは知っていましたか?


Masumi:いえ、僕も…。バンド活動をちゃんとしていなかったこともあって、インディーズのバンドに関する知識が全くなかったんですよ。知り合いを通してCROSS VEINを知って、「ギターが替わるんで、よかったら一度合わせてみませんか?」とお誘いを受けたのがきっかけです。元々シンフォニック・メタルは好きだったので、興味を持って、YouTubeとかで観たり聴いたりして…。で、見た目が派手なギタリストが好きだったので、このバンドでなら自分の持ち味を出せるんじゃないか?と思いました。それが第一印象ですね。


--- 本当にバンドはやっていなかったのですか?


Masumi:ええ。ホントに友達と趣味でやっているような感じで。(笑) オーディションを受けたりサポートをしたりはしていましたが、バンドで活動というのは殆どしていませんでした。(CROSS VEINは)よく見付けたものだな、と思いましたよ。(笑)


Julia:YouTubeを観た瞬間に…。Masumiは自分がギターを弾いている動画をアップしていたんですが、会う前に「あ、もうこの人だな」と決めていました。(笑)


Yoshi:イケメンだしギターも上手いし、申し分ないな、と…。(笑)


Masumi:でも、(加入して実際に一緒にやってみたら)曲が凄く難しかった。(笑)


--- 今年またメンバー・チェンジがあり、リズム隊がShoyoさんとko-sukeさんに替わりました。2人は他でも活動しているようですが、正式メンバーとして加入したのですか?


Yoshi:他での活動は基本的にサポートで、メインはCROSS VEINです。彼らもこれまで余りバンド活動はしたことがなくて、サポートが中心でした。それもあって、誘った時に快くOKしてくれたというのもあります。Shoyoのことは、5年くらい前から知っていました。初期CROSS VEINがライヴをやった時、彼がいたバンドと対バンしたこともあるんですよ。Juliaの友達で、Masumiの知り合いだったりもします。(笑)


Julia:ライヴも何度も観に来てくれているんですよ。


Yoshi:だから、一緒にやろうということになった時は「是非!」みたいな感じでした。そのShoyoと一緒に、とある現場でサポート・メンバートして活動していたのがko-sukeなんです。


--- ISSEKIさんも脱退しましたが、現在ライヴでキーボードを弾いているのはお友達だそうですね。


Yoshi:Masumiの友達です。


Masumi:ハイスクール時代の。(笑)


--- 正式メンバーにはならないのですか?


Masumi:音楽性の幅を広げていくためにも、色々なサウンドを作っていける人材が欲しいと思っているんですよ。彼はオルガンとピアノ・サウンドに強いですね。


Yoshi:様子を見つつ…ですね。まだ入ったばかりで、曲も覚えたばかりですし。それをいかに自分のものに出来るかも見つつ…。可能性は感じているので、上手くいったら正式に加入してもらいたいと思っています。しばらくはサポートとしてバンドに溶け込んでもらって、そこから色々話をしていこうと思っています。


--- 僕は今回のシングルでCROSS VEINのファンになりました。以前はJuliaさんの甘い声が「ちょっと自分の嗜好とは違うかな?」と思っていたのですが、先程申し上げたとおり今回のシングルではパワーを増していますし、あと何度も聴いているうちに中毒性がある声だということがはっきりと判りました。(笑)


Julia:ありがとうございます。(笑) そうなんですよ。私達のことが好きだとおっしゃってくださっている方からも、「好き嫌いがはっきり別れる声」とよく言われていましたから。この声によって、メンバーが書く楽曲を殺してしまわないかと葛藤したこともありました。でも、前田さんのように「中毒になる」とおっしゃってくださる方を少しずつでも増やしたいと思ってやってきたんです。


最新メジャーデビューCD

CROSS VEIN / Maid of Lorraine

CROSS VEIN / Maid of Lorraine

CROSS VEIN(クロス・ヴェイン)/ Maid of Lorraine(メイド・オブ・ロレーヌ)
2014年11月19日発売
VICL-36980  1,500円+税

収録楽曲
1. メイド・オブ・ロレーヌ
2. 寂寞(せきばく)の塔
3. 美女と野獣
4. メイド・オブ・ロレーヌ(インスト・ヴァージョン)

クロス・ヴェイン - メイド・オブ・ロレーヌ MVトレイラー [CROSS VEIN - 「Maid of Lorraine」MV Trailer] - YouTube

2014/11/19発売CROSS VEINのメジャー・デビュー・シングル「Maid of Lorraine」MVトレーラー 【リリース情報】 2014年11月19日(水)リリース メジャー・デビュー・シングル「メイド・オブ・ロレーヌ」 VICL-36980 1,500円+税 収録楽曲 1. メイド・オブ・ロレー...

CROSS VEIN レコ発 ツアー

【March of CROSS VEIN ~ Maid of Lorraine Tour】

12月5日(金)名古屋 今池 3Star
※(O.A)RISK
Open: 18:30 Start: 19:00
前売り 3,000円 + ドリンク代
お問い合わせ:今池 3Star 052-753-5902

12月20日(土)大阪 西九条 Brand New
w/ CRYING MACHINE, Adrastea, Rosario Ark, Emerald Aisles, Perpetual Dreamer, Red-rum, WINDZOR
Open: 15:00 Start: 16:00
前売り 3,000円 + ドリンク代
お問い合わせ: 西九条 Brand New 06-6466-0100

2015年 1月11日(日)東京 原宿アストロホール
※ワンマン公演
Open: 17:00 Start: 18:00
前売り 3,000円 + ドリンク代
お問い合わせ:原宿アストロホール 03-3402-3089