Phantom Excaliver インタビュー

2015年10月26日 更新 インタビュー
Phantom Excaliver インタビュー
記事公開日:2015/08/04

ここ最近「イキの良い若手ヘヴィメタルアーティスト」「今後、化けるかもしれないヘヴィメタルバンド」ということでチラホラ噂を耳にしていたPhantom Excaliver。そう、世界に安定と平和をもたらすと言われる幻の聖剣「Phantom Excaliver」を捜し求めるために為に立ち上がった若きヘヴィメタルの勇者四人組である。武器はその若さと、クサクサのメロディ、そして全ての人を笑顔に包み込むライブ!!!彼らの先に待ち受けるのははたして何か?ギタリストでありこの冒険のリーダーでもあるMatsu氏にこの壮大なる物語のほんの入口について語ってもらった。実はこの日、Kacchang氏も参加予定だったのだが「ギガンテ」を発動したため急遽欠席となりました。えっ、古いって(笑)
Phantom Excaliver

Phantom Excaliver

Kacchang[Vocal] | Matsu[Guitar, Vocal] | Die-goro[Bass] | Thomas[Dr]

Phantom Excaliver:Matsu(Gt. Vo)
インタビュアー:別府伸朗

僕たちって全部後付なんですよね。EXCALIVERが聖剣ということさえ分らなかった

--- バンド結成までの経緯を前身バンドであるPhantom X時代から教えていただけますか?


Matsu:かなり話はさかのぼりますが、僕が高校一年生の時にX JAPANをコピーするPhantom Xというコピーバンドを結成しました。それが高校時代の三年間続いて、大学生になった時にKacchangの知人の関係で立川バベルに通い始めて、その時に僕がSEX MACHINGUNSとかBULLET FOR MY VALENTINEのコピーバンドをやりたいと言って。Kacchangとは小中学の同級生なんですが、仲良くなったのは中学三年生の二学期という微妙な時期にどうでもいい感じで仲良くなりました(笑)。僕が彼にL'Arc〜en〜CielとかX JAPANを教えたら音楽にハマって。それで、立川バベルでライブやろうよとなった時に高校でやっていたPhantom Xのベースとドラムを引き継がせて、Kacchangをそこに入れる感じで本当の意味でのPhantom Xが誕生しました。それでコピーバンドでやるつもりだったのが、Kacchangがコピーバンドだったら立川バベルに出れないって訳分らないこと言い始めて。オリジナルじゃなかったら辞めさせてもらうって、お前何様なんだって(笑)。それで「何だ、この野郎!」って悔しくもあったので、それでオリジナルも作って2011年の12月16日に一回目のライブを立川バベルでやりました。その後、ベースが抜けてKacchangの高校の後輩であるだいごろうに声をかけたらやりたいと言ってくれたので仕方ないから入れるかってなって(笑)。彼は元々ギタリストでタッピングとか早弾きをするんですよ。彼が加入して今のフロントの三人が揃いました。当時年間100本位ライブをやっていました。


--- 出演していたのは立川バベルが中心でしたか?


Matsu:初期は立川バベルが中心でしたね。バベルとアンチノックの合同イベントで初めてアンチノックに出て、それからアンチノックからも誘われて2012年が50本弱、2013年は80本以上ライブをやっていました。知り合いのバンドも増えてきて、2013年には大阪遠征もしました。最初に大阪、京都、奈良とツアーした時にそこのブッカーさんにも呼んでもらえるようになって、ツアーが自然と増えていきました。そのときは凄くしんどい思いをしたのですが、今思えばやって良かったなと思います。


--- 当時、特にしんどかったなと思い出すことは何ですか?


Matsu:方向性が定まらなかったのが一番しんどかったですね。何をすればいいのかとか、演奏は上手くならないし人気は出ないしで。しんどかったけど2013年辺りから1st、2ndシングルをリリースしてライブイベントの企画をやったりして、ライブの本数も増えて。2013年は苦しい思いもありましたが、今振り返ればターニングポイントになったのかなと。


--- その時は今と同じ音楽性でしたか?


Matsu:全く違います。メタルコアをやっていました。1stシングルは完全なメタルコアなノリを意識していてヘヴィメタル的なギターやベースソロを入れていました。2013年の年末に2ndシングルを出したのですが、そこでやっと俺たちがやりたいのはヘヴィメタルだとなって。そこで自分たちの音楽性を「メロディックスピードデスメタル」と名付けて方向性が定まってきました。そうなった時にドラムが抜けて、Kacchangが一時期顔を出していた法政大学のメタルサークル音楽企画倶楽部のTHOMASを紹介してもらって。彼は大学の音楽サークルでMETAL SAFARIのコピーバンドをKacchangと一緒にやっていました。彼を誘ったらバンドをやっていないということだったので、まずは一年間サポートで入ってもらって2014年12月28日の功の活動休止前ライブでオープニングアクトをやった時に酔っ払ってステージ上から「僕、Phantom Excaliverに入ります!」って言って。そこで男に二言は無いなと、それで今の四人になりました。


--- Phantom XからPhantom Excaliverになったのは海外のバンドが・・・


Matsu:あの海外の○○・・・、いやいや。僕も高校一年の時から海外にPhantom Xってバンドがいるって知ってはいました。だけどまさか声をかけられるとは思ってもいなくて。2013年7月13日にMergingMoonというバンドのレコ発に出たのですが、そのTwitterのリプライでフライヤーにPhantom Xとあったのですが海外のPHANTOM-X のヴォーカルのケヴィンってヤツから「THIS IS NOT REAL SHOW」って、「ここに俺たちはいない。日本に俺たちは行かないからな!」ってつぶやいていて。それで僕たちのことを知りだしたなと思っていたら、彼らが俺たちを見つけて「HEY、JAP」ってコンタクトしてきて。「お互い頑張ろうな、ハハ」ってノリからいきなり「訴えるぞ!」みたいな感じにもなったり。それで何しでかすか分らないし、●●●とも思ったので(笑)。友達にも○○って言うのも恥ずかしかったので、バンド名を変えるかって話になりました。それで僕たちが最初に考えたのが「PHANTOM-X JAPAN」という(爆笑)。それでいいんじゃねってなったのですが、ケヴィンが「ふざけるんじゃねぇ!それだったらMETALLICA FROM JAPANと一緒じゃねぇか」って。あんた達とは規模が違うじゃねぇかと思いつつダメかって。それで秘話なんですけど、だいごろうがオタクでエロゲー大好きで、「FATE/STAY NIGHT」というゲームの必殺技にEXCALIVERというのがあるらしくって。


どんな願いも叶えると言われる聖杯を手に入れるために、魔術師たちが神話や歴史の英雄の霊を召喚し殺し合う「聖杯戦争」。その聖杯戦争に巻き込まれた半人前の魔術師、衛宮士郎を巡る伝奇活劇ビジュアルノベルゲームである。
それで『Phantom Excaliver』ってメロスピっぽいねと決まりました。それで2013年の8月にAILIPH DOEPAとの2マンの時にPhantom XがラストでこれからPhantom Excaliverで活動しますと。その時の映像がメチャクチャ面白くて。その時に初めてKacchangが剣を持ってきたのですが、それが弟の仮面ライダーのおもちゃのヤツだったんですよ。それで「Remember X」って曲があってその時に剣を振るアクションがあるのですが、それをやっている途中で剣がぶっ壊れちゃって、Kacchangがアタフタしているとても面白い映像があるのですよ(笑)。それがとても面白くて、「EXCALIVERと改名したその日にEXCALIVER壊れる」って。いつの間にかKacchangがどこかで黒い聖剣を持ってきて、髪を立てるようになって今に至ります。

--- 改名でバンドのコンセプトが更に固まった感じですか?


Matsu:正直な話、僕たちって全部後付なんですよね。EXCALIVERが聖剣ということさえ分らなかったけど、今の僕たちから見るとその時に方向性が決まったのだなと。その時は無意識でやってみようかって感じなんですよね。


--- それでPhantom Excaliverに改名したことはPHANTOM-Xのケヴィンには伝えたのですか?(笑)


Matsu:「こいつ等、Phantom Excaliverに改名したんだ、ハハハ」、それでもう放置しました(笑)。まぁ、結構大変でした(苦笑)。改名したとき、最初はやっぱり違和感がありましたよ。それまでPhantom Xでやってきましたから、憶えやすい名前だとも言われてましたし。「Phantom Excaliverだと長くない?」とか「PHANTOMだったらXしか思い浮かばないや」といった意見もありました。でも、今になれば変えて良かったですよ。今では「PHANTOM」、「EXCALIVER」、あとは「聖剣」とか呼ばれます。


--- バンドのコンセプトである「幻の聖剣をめぐる冒険」というのも後からですよね。


Matsu:ここからはインタビューにしっかり載せてください(笑)。そこで小杉さん(ハウリングブル代表)と話をしていく中で「コンセプトがあって物語がある方が面白いじゃん。お前たちはドンドン面白いことをやっていった方がいい」と助言をいただいた時にやっぱり後付になるのですが、それだったら聖剣をめぐる物語にして愛と世界平和をもたらすって冗談交じりに話していったら凄いことになっていって。そういったコンセプトに至り、僕たちもそれに沿っていこうと。


世界観はファンタジーかもしれませんがライブで表現しているものは「リアル」だと。

--- メタルの持つファンタジーに特化していると思うのですが、メタルコアやスクリーモが好きな若い子は「リアル」なものが好みでそこで温度の差を感じたとかありますか?


Matsu:全く感じないです。逆にそういったところでも出来ますし、やっていく自信もあります。曲調的にも僕たちが武器にしているのはヘヴィメタルという枠に囚われず、今まで自分たちが消化してきた上でやっているので、ヘヴィメタルだけでなくメタルコアやハードコアといった要素も入っていると思います。だから温度の差も感じないし、世界観はファンタジーかもしれませんがライブで表現しているものは「リアル」だと。


--- 逆にヘヴィメタルファンで年齢層が高いと保守的で硬派なものを求めている人が多くて、ファニーな部分は苦手な人も多いかと思うのですが。


Matsu:僕たちはよくコミックバンドとか言われますから。でも、僕たちは一度も自分たちのことを「コミックバンド」とは言っていないのですが(苦笑)。勝手にみんなが僕たちのことをコミックバンドと呼んでいるのは、(Phantom Excaliverのことを)知っていてくれているから構いません。でも実際に歌詞を読んでくれればコミカルな部分は一切無いというのが分ると思います。またリズムの部分でもコミカルな部分は一切ありません。エンターテイメントとヘヴィメタルが融合してあそこまでカッコいいものを出しているバンドがいて、僕も最初はそういったものが良いのかとも思いました。やっぱり僕たちがやりたいのはヘヴィメタルを具現化する様な暑苦しい歌詞とメロディ、そしてその物語なんだと。だから逆にヘヴィメタルに保守的な人が好む様な楽曲を作っています。アルバムを初めて買って聴いてからPhantom Excaliverを見る人はそれほどコミカルな部分を感じないと思います。先に音から入っていますから。でもアーティストショットを見ればアメコミみたいな感じなので(コミカルと感じてしまうかと)。


--- 逆にヘヴィメタルファンで年齢層が高いと保守的で硬派なものを求めている人が多くて、ファニーな部分は苦手な人も多いかと思うのですが。


Matsu:さっき「愛と世界平和をもたらす」コンセプトがあると言っていたと思うのですが、物語的にはそれでは壮大になるので身近なものに置き換えて表現をしています。だから「Mother Earth」のPVは一般の人に置き換えていて、メガネギター、愛と平和を求めるよく分らないデブ、オタク、就活生といったみんなが身近に感じるようにしています。PVで世界観を強く出してしまうと付いてこられなくなっちゃうかなと。僕たちはみんなが見える部分、PVであるとかライブとかは、身近に表現するようにしています。楽曲は世界観を強く出していこうと意識しています。次のPVである「鋼鉄の誓い」は「Mother Earth」の続編となります。


Phantom Excaliver 「Mother Earth」 Official Music Video - YouTube

Phantom Excaliver Official Music Video Mother Earth HEAVY METALが世に絶える時、人々の心は乱れ争いが勃発するのだ。 世界に平和と愛をもたらす伝説の聖剣『 Phantom Excaliver 』はこの世のどこかに存在する。 偶然という名の必然の下に、選ば...

Phantom Excaliver「鋼鉄の誓い」Official Music Video - YouTube

Phantom Excaliver Official Music Video 「鋼鉄の誓い」 2015年...HEAVY METAL信者は次々と迫害され、愛も友情もない残酷な世界 世界の平和と愛、そしてHEAVY METALを守るために4人の戦士が立ち上がる 彼らは聖剣Phantom Excaliverを手にし、...

--- 自らの音楽性を「メロディックスピードデスメタル」と自分たちの音楽を表現していますが、何か切っ掛けみたいなものはありますか?


Matsu:適当です(笑)。僕たちは基本的に考えることは無くて、直感でやってます。「メロスピとメロデスを足したらメロディックスピードデスメタルだね」ってノリです。それで考えてみたらこういう風に名乗っているバンドがいないなと。言うなれば僕たちのやりたいことですね、好きなものを足して2で割ってとなりますが。


--- デスメタルとは言っていますが、ハイトーンヴォーカルもかなり生かしてますね。


Matsu:そうです。僕たちの中で一番大切にしているのはシャウトよりもメロディなんですよ。メロディをいかにキャッチーにして聴いてくれたみんなの頭に残らせるかというのを一番に考えていて、それが僕たちにとっての一番伝えたいヘヴィメタルの良さだと思います。一般の人からすればヘヴィメタルって白塗りでデスボイスみたいなシャウトしてというのがあるかもしれません。でも僕たちが聴いてきたヘヴィメタルというのは耳に残る熱くて美しいメロディとかハイトーンヴォイスなんですよ。それを伝える為の武器はメロディだと思いますので。


僕の目標はサマソニのメインステージでトリをはることなんで。

--- 先ほどハウリングブル代表の小杉氏の話が出ましたが、ハウリングブルと契約したのはどういった経緯ですか?


Matsu:経緯は僕がHELL YEAH!! WASEDAという団体があって、そこでの集まりに僕たちは毎回足を運んでいて。その時に小杉さんがいて、それで僕たちのことを覚えていて。2014年の初頭でのサミットの時にKacchangが小杉さんにコンタクトとって。その後に渋谷のギャレットでCOCOBATとSEX MACHINGUNSとのライブの時に、ANCHANGと写真撮りたいって打ち上げまでウダウダと居座って。そこに小杉さんもいらして、「お前らあの時の・・・」って言われて。それが僕が初めて小杉さんと直にお話した時で、音源を渡しました。その後にまたHELL YEAH!! WASEDAのイベントがあって、その時にKacchangが髪を立てて小杉さんのところに会いに行ったら気に入っていただいて。「出してくれますよね?」って言ったら「おお、いいよ」って。


--- 小杉さんが初めて音源を聴いた時の感想はどの様なものでしたか?


Matsu:「いいじゃん」って軽い感じでした(笑)。小杉さんは基本的に放任主義で、こうしろといった強要はありませんでした。というのも勝手に育たないヤツらはダメという考え方で、僕たちは出来る限り自分たちでやろうというスタンスだったので。小杉さんは助言をしてくれる方、そしてたまに飲みに行く人。本当にお父さんみたいな方、僕のお父さんより少し年下でKacchangのお父さんよりは年上なんですよ。小杉さんと関わるようになってから楽しいですね、バンドに対する考え方が変わりましたから。


--- どういったところが変わりましたか?


Matsu:バンドには世界観というものが必要でコンセプトがある。それに目的というのがあって、それを決めて自分たちで計画を立てて、バンドをより良くしていくにはどうしたらいいかということを考えるようになりました。それも小杉さんからそうしろと言われたのではなくて、小杉さんが自分たちにそういった風に考えさせる様に意識を変えていってくれました。実は僕たち2014年、功の活動休止前ライブでオープニングアクトをやった時に僕たちは解散するつもりでした。


--- それはまた何でですか?


Matsu:方向性の違いだったりで。その時僕たちをまとめてくれたのが小杉さんでした。その時に小杉さんとマネージメントをやってくれているHELL YEAH!! WASEDAの宮さんが絶対残さなくちゃいけないバンドだというので、僕たちと真摯に話してくれて。それで僕たちもこのバンドを続けていかなくちゃとなりました。HELL YEAH!! WASEDAが無ければ今の僕たちの活動はありません。HELL YEAH!! WASEDAが僕たちと小杉さんを繋げてくれて、小杉さんが僕たちを更に伸ばしてくれて。そもそも7月5日のライブはワンマンでなく企画にするつもりだったのですよ。それを小杉さんが「ワンマンをやれ。もう色々なバンドを集めてイベントをやる時代は終わったから。まずはお前たちだけでしっかりやってみろ」と。僕たちはその時までワンマンという考えに至っていなくて、それで初めてワンマンを意識し始めて、ワンマンをやってみようと。その準備は死ぬほど大変でしたが、無事成功に終えることが皆さんのおかげで出来ました。今後もワンマンという壁を乗り越えていかないとこの先ダメなんだろうなと。今年末にもワンマンを計画していて、それにはスペシャルゲストやオープニングアクトも付けないで僕たちだけでやります。そういったことも小杉さんがいなかったら自分たちでは挑戦したくても出来なかったことですし、それをやらせてくれています。そういったことを含めて僕たちが頑張る糧になっています。大げさに言えば生きるか死ぬかですが、僕は今までに無い刺激を受けて凄くワクワクしています。僕たちはメタルで終わらせたくないので。


--- そのメタルで終わらせたくないというのは?


Matsu:僕の目標はサマソニのメインステージでトリをはることなんで。サマソニやロックインジャパン、そういったところにヘヴィメタルのPhantom Excaliverが出れるようになりたいです。


--- そうなるとヘヴィメタルをもっと一般の人に広めるということですか?


Matsu:そうです!お茶の間にという言い方ではありませんが、ヘヴィメタルがもっと身近にあればと。ヘヴィメタルを聴くのに僕たちが入口になれればなと。そういう意味ではヘヴィメタルの良い部分だけを取って、それを広めようとしています。ヘヴィメタルという範疇では終わらせたくはありませんので。それは僕だけが思っていて、他のメンバーは違うかもですが(爆笑)。あとは(ヘヴィメタルは)楽しいですから、それが一番です。他のメンバーも放任主義的なではなく、良い意味で楽しくやれればそれでいいって。


--- 他のメンバーとはこれからの目標とかは話し合ったりしますよね。


Matsu:勿論何回も話します。例えば、同人のシーンであると、リーダーに完全に従う世界なんです。僕たちは何回も話し合って決めていきます。今はこの四人が運命共同体で、誰か一人が抜けたら解散です、・・・という意気込みでやってます。


--- ところでDUSTBOXやHAWAIIAN6が興味を持つ日本のメタルバンドってなかなかいないですよね?(奥中)


Matsu:自分で言うのも何ですが、奇跡なんですよね。実はPhantom Excaliverってヘヴィメタルバンドとの共演が少ないんですよ。メロコアとかハードコア界隈のバンドが多くて、それが逆に誇らしいところでもあるのですが。2013年でのしんどかった活動の中での財産というのが、ヘヴィメタル界隈以外でも知ってくれたバンドが沢山いたということもあります。そんな中で越谷の知り合いが沢山できたのですが、そこでの偶然の伝でDUSTBOXのメンバーさんに僕たちのPVを見てもらえる機会があって。それで僕たちのことを気に入ってもらってTwitterでつぶやいてくれたんですよ。それにKacchangが絡んでいってから仲良くしてもらって。8月にDUSTBOXのメンバーさんがやっているしけもくロッカーズの企画に出ることになって、それは僕たちならではだなと。


--- 越谷といえば元UNITEDのNOBくんに「面白いバンドいない?」と訊いたらPhantom Excaliverがヤバイと言っていました。(奥中)


Matsu:そうなんですよ!NOBさんがDUSTBOXのベースのJOJIさんとBBQ CHICKENSのANDREWさんにPVを見せてくれて。それをこの前DUSTBOXのツアー会場で知りました(笑)。それも「Mother Earth」という曲があったからと。僕は「Mother Earth」を無料デモにするのも、PVにするのも、レコーディングするのも反対でした。僕は最初「これいいのか?」って感じでしたが、他のメンバーが「絶対に良い」って言うので半ばゴリ押しで仕方なくレコーディングしたところはありました。それを色々な人に聴いてもらって、結果正解で良かったなと。


ヘヴィメタルで日本を取れる位の力はなっていたいとその先の計画まで立ててます。

--- アルバムで曲名を見ていくとRPGをイメージさせるところがありますが、これはコンセプトアルバムですか?


Matsu:コンセプトは勿論あります。このアルバム「鋼鉄の誓い」が実は第一章となっていて、『聖剣伝説EPISODE1』になります。となると次のアルバムが『聖剣伝説EPISODE2』になります。物語としては様々な争いはヘヴィメタルが無くなったからだと小杉さんが言ったことから始まって(笑)、それを基盤にして話を膨らませていきました。Phantom Excaliverを巡って仲間が集まってというところが第一章で、鋼鉄の誓いをたてて先人の人たちが倒れていく中で、俺たちは生きている意味を噛み締めてこれから物語の始まりだぞというところで終わっています。


--- となると1stアルバムはこれから続く物語の入口なんですね。


Matsu:アルバム収録1曲目の「聖歌ZEUS」で「物語は始まったばかりだ」って歌詞にも書いてます。次のアルバムは内緒ですがタイトルも○○○と決まってます。次でやっと▲▲を■□ようになります。ヘヴィメタルで日本を取れる位の力はなっていたいとその先の計画まで立ててます。僕の中では2ndの曲作りは始まっています。


--- 今、第一章が始まったばかりですが、この物語は何章位続ける予定ですか?


Matsu:まだ考えていないですが、STARWARSみたいに最後にはダースベイダーになって最初に戻るのも面白いかなと、実はボスは自分自身だったという(笑)。その辺りはまた後付けで何とか、その適当な部分も僕たちらしいので。そういった部分にも小杉さんが惹かれてくれたみたいなので。ミーティングしていてもその話を広げていったら映画の話になって、それがずっと続くミーティングになったり。それも楽しいですね。(小杉さんとの話は)自分たちの夢にも繋がっていくし。


--- 夢にもなるし、目標にもなりますからね。


Matsu:メンバーそれぞれ大きな夢がありますから。強要されることもなく、まだまだですが自分たちで頑張らせて貰っている感じです。僕たちは知名度「0」って意識ですから。


--- アルバムを聴いた中で一番面白いと思ったのが「Life」なんですよ。


Matsu:なるほど。実は「Life」が一番好きだってよく言われるんですよ。メンバーも気に入ってくれているのですが、お前ら何もしてねぇだろって(笑)。


--- 「Life」聴くと「おお!」って思いますね。メロディラインが印象的でシンプルに美しい曲って言えるし、バンドのイメージからするとこういった隠し玉もあるんだなって感心しました。こういったモノがないとハッタリだけのバンドで終わると思うのですが、ちゃんと戦える武器を持っているのだなと。実力に裏打ちされた上でかますハッタリだと全然違いますから。


Matsu:Kacchangを際立たせるには絶対的な演奏力が無いとダメだと思っているので。


--- そこに気がつく人は「おお!」って思いますよ。


Matsu:この曲は実はエンディングに持っていこうとしていたのですよ。でもKacchangがここは「Mother Earth」の前にして、ギターソロを入れた方がいいんじゃないかって。あっ、ここはKacchangがそう言ったってことにして俺が「ふざけんな、俺が考えたんだよ」ってやり取りにしておいてください(爆笑)。それで仲間が死にかけて「Life」で回復して『俺たちの旅は終わらない』と生きてる意味を噛み締めて、物語の始まりを迎えるというこのアルバム最後の盛り上がりに向かってます。


--- このアルバムをどういった人に聴いてもらいたいですか?


Matsu:まずはヘヴィメタルが好きな人に聴いてもらいたいですね。あとはヘヴィメタルを聴かない人たちにですね。僕たちは無料デモの配布というのは止めないで続けていっているのですが、色々なイベントに足を運んでデモを配ってということをしていて。そのデモを手に取ったヘヴィメタルを聴かない人たちが気になってアルバムを買ってくれたらというのもあります。先にも言いましたがサマソニとか日本の大きなフェスに出るというのがありますが、僕の中ではそういったフェスに日本のヘヴィメタルが出るのは当たり前になって欲しいですから。ヘヴィメタルを聴くのが当たり前になって欲しいですね。まだまだですけど、どんなお客さんも納得させるクオリティにならなくちゃいけないですし。まずこのアルバムを聴いて共鳴してくれたらいいですね。


--- 最後に一言、決めの台詞があったらお願いします。


Matsu:『俺たちを見ていて下さい!俺たちはどこの誰にも負けない、楽しみにしとけ!!BABY!!!』と、Kacchangが言ったことにしておいてください(爆笑)。


Phantom Excaliver 最新音源情報

PHANTOM EXCALIVER / 鋼鉄の誓い

PHANTOM EXCALIVER / 鋼鉄の誓い

アーティスト:PHANTOM EXCALIVER ファントム・エクスカリバー
タイトル:鋼鉄の誓い
レーベル:HOWLING BULL
発売日:2015年7月8日(水)
品番:HWCA-1109
フォーマット: CD
価格:2,000円+税

<収録曲>
1. 聖歌 ZEUS
2. 鋼鉄の誓い
3. METAL HEART
4. 英雄
5. THE BATTLE RAGE
6. RememberX
7. Grow up
8. LIFE~俺達の旅は終わらない~
9. MOTHER EARTH
10. 聖剣伝説 Episode Ⅰ

Phantom Excaliver ライブ情報

○2015年8月8日(土)長野CLUB JUNK BOX
長野HEAVY METAL SUMMIT vol.1~PHANTOM EXCALIVER&兀突骨 Wレコ発記念GIG
OPEN 16:00 / START 16:30
前売 : 2,000円/ 当日 : 2,500円
出演:Phantom Excaliver, 兀突骨, TYRANT OF MARY, Hemorrhoid Carnage, GODS OF GRIND, PURE, モリメタルバンド
DJ:鋼鉄の痴女
アパレル:Goodbye World.
フード:いずみ家kitchen
○2015年8月10日(月)水戸LIGHT HOUSE
しけもくロッカーズ & 178 presents ROCK IN BURST 2015
OPEN 18:00 / START18:30
前売 : 2,500 / 当日 : ¥3,000
出演:Phantom Excaliver, しけもくロッカーズ, STOMPIN' BIRD, SABANNAMAN
○2015年9月5日(土)京都MOJO
OPEN / START : TBA
前売 : 2,000円/ 当日 : 2,500円
出演:Phantom Excaliver, Nameless One, Heat Island, The Answer is Nine, MOTHERLAKE, Stanky., and more...
○2015年9月13日(日)心斎橋CLUB DROP
DeGrace presents FIGHT KLUB Vol.2 -Phantom Excaliver1st full album【鋼鉄の誓い】Release Party!!!-
OPEN / START : TBA
前売 : 2,500円/ 当日 : 3,000円(大学・専門生:2,000円 / 未成年:1,500円)
出演:Phantom Excaliver, DeGrace, No Limited Spiral, Unveil Raze, Shatter Silence, MergingMoon, and more…
○2015年9月20日(日)西川口Hearts
TORNADE-GRENADE presents 鋼鉄三銃士
OPEN 18:00 / START18:30
前売 : 2,500円/ 当日 : TBA
出演:Phantom Excaliver, TORNADE-GRENADE, Hell Freezes Over
○2015年10月17日(土)吉祥寺CRESCENDO
ELENDIRA presents PURE METAL SOUND Vol.2
OPEN 17:00 / START 17:30
前売 : 2,500円 / 当日 : 3,000円
出演:Phantom ExcaIiver, ELENDIRA, SKYWINGS, CRIMSON FLARE
○2015年10月31日(土)心斎橋Clapper
ゆーたろっく presents カオスな世界へようこそVol.7-Day1-
OPEN / START : TBA
前売 / 当日 : TBA
出演:Phantom Excaliver, Ailiph Doepa, DERINJAR, ☆Skelton panties☆, パブリック忍者, TORNADE-GRENADE, 極楽浄土
 (2932)

○2015日12月16日(水)SHIBUYA TSUTAYA O-WEST
Phantom Excaliver presents 聖剣伝説Episode Ⅱ〜漢達の挑戦〜1stフルアルバム「鋼鉄の誓い」リリースツアーファイナルONE MAN SHOW!!
OPEN 18:30 / START 19:30
前売 : 2,000円/ 当日 : 2,500円
出演:Phantom Excaliver(ワンマン)