#04〜宮城編〜 イベント「SOUND OF DEATH」主宰・今野裕明氏インタビュー

2015年10月5日 更新
#04〜宮城編〜 イベント「SOUND OF DEATH」主宰・今野裕明氏インタビュー
記事公開日:2015/03/28

47 都道府県別のラウド・メタル事情。今回は宮城編ということで、イベント「SOUND OF DEATH」を主宰する今野氏に話を聞いた。
2011年の東日本大震災の影響の爪痕がまだまだ残る仙台シーンについても触れられている。
今野裕明氏

今野裕明氏


SOUND OF DEATH主宰, WILD FRONTIER<G>:今野裕明氏
インタビュアー:工藤聡 & Metallization.jp事務局

首都圏、東名阪と、仙台との温度差っていうのはすごいです。

--- まず仙台メタル事情についてお聞かせください。


今野:元々仙台でイベントやっている人では、先輩のTASTEがデス・メタルを主にやっていて、あと最近復活したDETHBOUNDがスラッシュ・メタルを。彼らはこっち(東京)でもLIVEをやっていましたが、最近その二組も自主企画っていうのはあまりやっていないですね。 でも2015年あたりは、特にDETHBOUNDはちょこちょこやるんじゃないかって言ってました。 ASRAとかが出てくるずっと前からこのふたつのバンドが中心となりずっと仙台のシーンを引っ張ってきていたんです。


TASTE "Repeated slaughter" (music video) - YouTube

TASTE (Brutal Heaviness DeathMetal) Brutal Heaviness DeathMetal Japan http://brutal-heaviness-taste.com

In The Name Of Justice(live) / DETHBOUND - YouTube

This Live video is some times ago. Our Live Performance Needs Tightness&Sharpness Yet. Please Watch with greater hearts For Next CD Release(2009) Our Web sit...

Asymmetry Hanuman PV / ASRA - YouTube

2013.9.27 Release ASRA 2nd FULL ALBUM 『Maha Pari NIRVANA』より、リードトラック「Asymmetry Hanuman」PV!! ASRA OFFICIAL WEB http://asra.tirirenge.com/ E-MAIL asras2ca@gmail...

--- 最近DETHBOUNDは東京で見かけないのですが、あまり東京には来てないのでしょうか??


今野:ドラムがフィンランドに留学していて休止していたんです。 その前は一年に1~2回は東京で、URGAとかCRESCENDOとかでもやってたことあります。 ただ私もシーンから20年近く離れていたからその間の流れがよくわからなくて、DETHBOUNDとかTASTEとかTOP SECRET辺りがずっと仙台シーンを引っ張ってくれていて。 TOP SECRETが一番古株ですね。今ちょっと止まっているけど25年ぐらいやっています。。 あとSKULLFUCKもいますがほぼ解散状態で・・・ MANDRAKEもいたんですが、彼女たちも解散しちゃったから・・・バンド数がどんどん減っている感じはありますね。


--- 解散した女性ヴォーカルのへヴィ・ロック・バンドのeverpraysも仙台のバンドでしたよね?


今野:everpraysもMI関連の仙台のバンドで、ヴォーカル以外のメンバーがDEAL of CLOWNってエモバンドで相当ツアーやってます。仙台ではエモ系が人気あるんですよね。


--- FAKE FACEもかなり県外進出してますよね。


今野:そのDEAL of CLOWNとFAKE FACEがすごく全国的に頑張っています。 以前私の主宰するイベント「SOUND OF DEATH」でも絡んだことあったんだけど、エモ系なんでなかなかお客さんの層がメタルのシーンとは噛み合わないっていうか・・・。


DEAL OF CLOWN 3rd EP『JESTER』TRAILER - YouTube

electro,dubstep,drum'n'bassなど様々な要素を取り込んだ4人組ラウドロックバンド。 ホームである仙台を拠点に活動し、 2013年から、クラブとライブハウス融合型のナイトイベント"Beasty!!"を不定期で企画。 攻撃的であり、ダンサブルであり、キャッチーなそのサウンドは、空間を完全にジャ...

FAKE FACE -Through The Nightmare- 【Official Video】 - YouTube

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--- SOUND OF DEATH(以下SOD)でHEAD PHONES PRESIDENTが出た時にFAKE FACEも出てましたよね。


今野:最初の頃ですね。震災の年とその次ぐらいに。
あとはDREISSENってジャーマン・メタル系バンドもいますけど、彼らも活動が動いたり止まったり。仙台のメタルバンド数が相対的に少ないのと、年齢層がほとんど30代40代ですし・・・。
若いメタル・バンドで全国的にやっているのって言ったらASRAぐらいですね。
あとe:choもメタルという意味ではちょっと違うのかもしれないけど全国的に出ています。
うちのバンドWILD FRONTIERは「自分のバンドがどうこう」っていう風には考えてなくて、仙台シーンの活性化の為にバンドやりながらイベントをやってる感じです。
とにかく若いバンドが出てきてはいなくなるんです。特に学生のバンドなんて一回ぐらいライヴやって解散しちゃうとかあります。20代のバリッとしたバンドがほぼいないですね。近隣の県の、山形とか福島も同じ感じだと思うんですが。だからシーンがなかなか続いていかないっていうか広がらないですね。


e:cho 2014.12.23 @ Kichijoji CRESCENDO, Tokyo - YouTube

--- バンドを続けていくのが大変っていうことですかね・・・。


今野:そうなんですよね。だからうちのイベントに東京のバンドや大阪のバンドを色々呼んで、我々がガキの頃の時代ってああいうイベント観て「ああカッコいいバンドいるな!」って、「うちらも頑張ってやってみよう!」ってなるんじゃないかって思うんですね。なっているんでしょうけど、なかなか地元のバンドの活動が続かないですね。
今の若い子たち技術的にはみんなうまい。うまいけどそれ以上のものがあるかっつったら、私が言うのもアレなんだけど、ビミョーなとこあるんですよね。そして続かない。「シーンを活性化したい」と言いつつもなかなか難しいんです。
うちのイベントに出演した事がある地元バンドで今のところ全国的に行ったのは女性ヴォーカルのメタル・バンドのASRAぐらいですね。
これから先出てくるかどうかわかんないですからね。私もいつまでできるかわかんないですし。
そして首都圏、東名阪と、仙台との温度差っていうのはすごいです。
東京で開催すれば満員になるようなメンツでも仙台では集客が30人とかそんなもんだから、なかなかね・・・。
「このラインナップの組み合わせのイベントヤベーぞ!」って自分で組んでも蓋開けたら集客面で「いや、マズイぞコレ!」みたいな感じがあります。


震災後多分東北で一番最初にやったメタルイベントです。「これはもう続けてくしかねーな!」思ったんです。

--- 今自主企画のSODのお話が出たんですけど、これの歴史や、立ち上げから現在に至るまでのことを少し語っていただけますか?


今野:僕自身バンドを87年ぐらいに一回辞めて、ずっと仕事上のこともあってやってなかったんですけど、2006年ぐらいにちょっとセッションライヴとか周りにそそのかされて出始めたんですよ。それで東京の方に遠征して、ライヴハウスとかくるようになって色々バンドと知り合いました。
最初ヘヴィ・ロックみたいな感じのバンドを観に来てて、段々と正統派メタルのHELLHOUNDとかああいうバンドを観に来るようになったんです。2009年ぐらいに、解散しちゃったヘヴィ・ロック・バンドでGUARDIAN HACKERっていうバンドがいたんですけど、彼らが初めて仙台でライヴやりたいって声かけてもらって、SODを始める前の年に一回だけライヴやったんですね。ブランクがあるからやり方もなにもわからなくて、DETHBOUNDのメンバーに色々教えてもらいながら、その年一回だけやったんですね。それから先バンドはやるつもりなかったんですが、その年の暮に、今休んでいるんですけど、うちのバンドのヴォーカルに金澤が入って、なんとなくカバーバンドだけど、バンドとして形になったなっていうのがあったんです。
デス・メタルとかスラッシュ・メタルとかエモ系とか、そういうイベントは以前からいっぱいあったんだけども、正統派メタルとかメロディック・メタルとかを扱うイベントが仙台には全然なかったんです。
で、ちょっとはじめてみようかと思って2010年の1月からイベント主宰を始めたんです。


--- それがSODとしての初回?


今野:ツアーバンドはメタルコアのMECHANICAL TEDDYが出ました。初回だけフライヤー作ってなかったから記録がほとんど知られてないんですけど(笑) 第二回にメロディック・メタルのANCIENT MYTHとGUARDIAN HACKERと・・・そこで初めてASRAが出て、そこで大西さん(BLACK-LISTED代表)と知り合ったんですよ。 三回目が正統派の大御所MASTERMINDで、異常なぐらい盛り上がりましたね。それから継続的にイベントをやってまして、その年の別の回のラインナップですごかったのは大鴉とSoundWitchとLos Childって女性ヴォーカルのヘヴィ・ロック界隈屈指のメンツで・・・


--- あーいいですね~!


今野:その年はあとVIGILANTEとかね、KNIGHTS OF ROUNDとかINSPIREとかのメロディック・メタル系の・・・


--- ご自宅に剣が送られてきたんですよね、KNIGHTS OF ROUND(笑)。


今野:そうそうそう!エクスカリバーを家に宅配便で送りつけられて、会場に持ってきてって頼まれたんです。会場に送れよって!(笑)
その後震災前に、震災でダメになったライヴハウスMACANAで最後にやったのがBLASDEADのライヴ。それが震災の一週間前の2011年3月5日なんですよね。
震災の影響で2011年4月9日に行われる予定だったイベントが一回延期になったんです。会場のMACANAが被災しダメになってしまったんです。出演予定はHEAD PHONES PRESIDENTでした。他の地元仙台の出演メンバーだったDETHBOUNDやSKULLFUCKもみんな家とか被災したんで「ライヴどころじゃねーよ」ってなって、結局その年の暮まで会場も変えて延期したんですよね。
またその年の6月10日に東京のメロパワの大御所AZRAELと名古屋の正統派のARGUMENT SOULとHELLHOUNDのイベント出演は決まってたんですが、イベント自体やるかやんないかっていう問題になりましたね。
ただ、「俺は絶対やるぞ!」ってことで、なんとか高速道路とか新幹線とか復旧したこともあって開催したんです。
その時にみんなでオムニバスのCD出してくれて、今までのSODで一番盛り上がったんですよ。なんかもう色んな感情があってね・・・
震災後多分東北で一番最初にやったメタルイベントです。それでもう「これはもう続けてくしかねーな!」思ったんです。
その年からどんどん回数増えてって、どんどん出演バンドが正統派メロディック・メタル寄りになっていきましたね。
やっぱりうちがイベントやらないと、2013年12月から2014年の5月まで全くメタルイベントなかったんですよ。仙台シーン終了、みたいな(笑)。だからやっぱり続けていくしかないのかなあと。 あとはその、震災にあった影響って大きいです。2011年に、私も参加してますけど、東日本大震災チャリティープロジェクトMETAL bless JAPAN(以下MbJ)が始まりました。その、基礎になった企画は2011年のやるかやらないかの問題になった6月のイベントだと思うんですよ。あのイベントがきっかけの一つになったんです。それでみんなで集まって毎年やってます。


もう相当震災の風化が進んでいて、さっぱり復興が進んでいないのに、思ったより本当に進まないんですよ。

--- それは大西さんの企画だったのですか?


今野:大西さんではなく、言いだしっぺはARGUMENT SOULの神谷君ですね。それに大西さんとMASTERMINDの則夫さんの三人が中心となってスタートしました。
一枚目は錚々たるメンツが参加してくれましたね。それが出た時は本当に涙が出ましたねアルバムの売上やMbJイベントの収益をを震災の寄付として現在230万円超の金額を行ってくださいましたが、正直金額じゃないと思っています。
もう相当震災の風化が進んでいて、さっぱり復興が進んでいないのに、思ったより本当に進まないんですよ。サラ地のままいつまで土掘り起こしてるんだ・・・って。
だからMbJも、ライヴをやって、気持ちを伝えてもらうような感じでやっていただいていると個人的には考えています。
根本的な主旨は最初から変わってませんが、仙台・東北のシーンを盛り上げたいです。あとはSOUND OF DEATHが地元の若手バンドが東京とかに出るきっかけを作ってもらいたいですね。東京のように毎日ライヴがあるわけじゃないから、地元の人に東京まで遠征しなくてもいいバンドを地元で観ていただきたいなっていう、この三つが思惑としてあって。
自分のバンドはイベントをやるためにやってるみたいな感じですね。オリジナルも二曲しかないし、メンバーも固定していないし、今後どうなるかわからないですが続けてはいきたいですけど ね。
SOUND OF DEATHに出て頂いた事があるバンドが、メジャーデビューとか最近しているバンドもいますから嬉しいしですね。今日のMARY’S BLOODもそうです。(注:この日はMARY’S BLOODのライヴを観に上京)


--- CROSS VEINも出ましたっけ?


今野:CROSS VEINも出てますね。活動停止したLIGHT BRINGER、あとはCONCERTO MOONとかBLINDMANとかの大御所も結構来てるんでね。。 そういうの東北で観られるようなイベントないと思うんです。集客面ではいい時もあるんですが、正直キツイんですね(笑)。


--- SODに出たCRYING MACHINEも止まってしまいますからね・・・


今野:そうなのよ!


--- CRYING MACHINEは、名前は知っていたけど観る機会がなくて、DEATHさん(今野氏の愛称)のSODのおかげで観れたようなものでした・・・。


今野:あ、ホント?


--- そうですよ、そうです!


今野:あー最高のバンドだよね!大阪の若手であのぐらい良いバンドっていないのに・・・ バンドって、いつ観れなくなるかわかんないから「観れる!」って時に観ておけばいいと思うんです。せっかくいいバンド地元来てもらってるんだから。 ただ、イベントの宣伝も難しいです。フライヤーを楽器店とかレコードショップとかに撒いたところで、見ても「このバンドが出るんだ?!」ってなかなかならないわけですよ。口コミじゃないとインディーズレベルだと難しいのかなって。 有り難いことにBURRN!にもイベント情報を載せてもらっていますが、効果はまだ出てないですね。東京の人は「おお、仙台でこんなのやってるんだ!」って思うかもしれないけど、仙台の人はうちのイベントで初めてバンドを観る人たちばっかりなので。 それで常連になってくれてる人もいるけど、それが何十人単位ではないのですごく悩むんですよね。 この間の2014年12月のラインナップもAFTERZERO、CRUCIFIED、GUILTY’S LAW、THUNDER WARRIOR、DETHBOUND、MURDER HEADと超強力なメンツで、うち以外は最高でしたね(笑)。


--- 地元の若手のバンドは、東京にこういうバンドがいる、大阪にこういうバンドがいるというような知識は一般の方よりあるわけじゃないですか。それが刺激になってチケットを売ろうとするガッツのあるバンドって少ないんですか?


今野:2014年10月に学生でオリジナルのメロスピバンドに出てもらったんですけど、その時は頑張って友達とかいっぱい集めてくれたんです。でも優秀な大学生たちなんで、就職の問題が出てくるとどうしても全国バラバラになってしまうんですよ。だから続かないんですよ。
そういう子たちはチケットにもすごく前向きでよかったんで、期待してたんですけど。
逆にベテランでは、正直シ-ンが狭くてお客さんが被っちゃってるんで、トータルのイベントの動員はそんなに変わらなくて、各バンドのお客さんの振り分けが変わるだけで、来てくれる人は同じっていうね。その辺がもどかしいっていうか・・・。


--- 主に使用されているライヴハウスについて教えていただけますか?


今野:主にはMACANA、Flying Son、Park Squareですね。規模としては、出来ればイベントとしての動員や諸々のバランスを考えると毎回Flying Son辺りでやれればちょうどいいんですが、バンドによって「天井が高くないとダメ」とか「プロレス入場がダメ」とかあるから、そこは悩みどころですね。


METAL bless JAPANは何回やっても特別なイベントなんです。

--- 現在METAL bless JAPANのアルバムは二枚リリースされていますが、今後もリリースの予定などありますか?


今野:どうなんだろう・・・。それは大西さんと神谷君次第なので。出来れば、リリースが伴わないとイベント的には辛いと思うし、もう震災から4年も経つんで、報道されないとは言わないけども、やっぱり頻度は少ないじゃないですか。だからもうほぼ復興してるんだろうって思われてるかもしれないって思うんです。でも進んでいないわけですよ。ゆっくりゆっくりで、うちの町の津波で線路と駅が流された常磐線も開業予定2017年なんです。
だったらやっぱりアルバム出来れば・・・
3枚目があるんであれば人気のあるバンドとか、若手の勢いあるバンドでやって欲しいですね。「なんだ、まだやってるんだ!」「なんでまだやるんだ?!」そう思ったら実際に現地で見てくれ、と。
(※2016年3月にMbJ第三弾がリリース決定。)
MbJは何回やっても特別なイベントなんです。


--- そういうイベントがあることによって震災の被害を忘れていたのを思い出せたりしますもんね。


今野:それが一番なんです。それを観た人が一人二人でもFacebookなどでもなにか書いてもらえると「まだこういうのがあって、終わってないんだな」っていうのをわかってもらえるし、俺はミュージシャンとしてはハナクソみたいなヤツだけど、関わらさせて頂いて、参加させてもらえてよかったと思っています。すげー無茶ぶりだったけど(笑)。「ゲイリー・ムーア風のオリジナル曲作って参加して下さい」って出来るわけないでしょ!(笑) 全然ゲイリーにならなかったし。


--- 結局LAメタル風になりましたもんね(笑)


今野:限りなくDOKKEN風になっちゃったけど(笑) SOUND OF DEATHも、自分の体調も悪いんでイベントが止まるのが早いか俺が止まるのが早いか・・・だからやってるうちに観に来て下さい(笑)ってMCで言ったらなんかシーンとしちゃったけど。笑えねーよって(笑)。 あと、SOUND OF DEATHは飽くまで地元開催に拘りたいですね。頑張りますよ、細々と。身体は無駄に太いけど(笑)。


SOUND OF DEATH イベントスケジュール

○2015年5月9 日(土)仙台 MACANA
WILD FRONTIER PresentsSOUND OF DEATH vol.38
OPEN / START : 15:00 / 15:30
前売:2,500円 / 当日:3,000円
出演:CROSS VEIN, ASRA, e:cho, Refion13, UNJADEAD, Beginning of the End, WILD FRONTIER
INFO:MACANA 022-262-4787

○2015年7月18日(土)仙台FLYING SON
WILD FRONTIER Presents SOUND OF DEATH vol.39
詳細:TBA