メタルTシャツ地獄変 ストライクス・バック! 第1回 

2018年12月21日 更新 メタルTシャツ地獄変 ストライクス・バック!
メタルTシャツ地獄変 ストライクス・バック! 第1回 

TEXT by 別府“VEPPY”伸朗


「ハローッ!みんな元気かあっ!帰って来たぞぉ~っ!」ということで鴨川つばめ先生のドラネコロックのしげる君ばりに不肖別府伸朗、恥ずかしながら帰ってまいりました!「鴨川つばめ」も「ドラネコロック」も「しげる君」も知らないというナウなヤング諸君は文明開化の魔法の箱、コンピューターを駆使すれば分かるはず。そう、全ての答えと恋は緑の風の中にあるのです。

このコラムですがどんなものかと言えば「私が収集しているハード・ロックやヘヴィ・メタル系のTシャツについて超絶にゆる~~く語っていく」という転がる石の如きコラム。一言で言えば「Tシャツ自慢」というマニアにとってはイヤ~なコラムなんですよ。読み終わったところで何も残りません、それだけは自信がありますよ、エヘン。でもって「ストライクス・バック」ってあるのは以前に某サイトで書いていたのですが3回書いたところで終了してしまいまして…、嗚呼思い出しただけで胸の奥がキュ~~ンとなりますな。人は悲しみを乗り越えて大きくなっていくのです。そんなトラウマを抱えてここで再出発するのでどうか在りし日のジャイアント馬場を見るような優しい目と心でこのコラムを楽しんでくださいな。私、ガンガン攻撃はしますがかなり打たれ弱いイヤな性格をしておりますので。とにかく流浪のコラムとならないように頑張ります。何はともあれ、行ってみようかぁ~!

記念すべき復活1発目のコラムですがハード・ロックやヘヴィ・メタルのTシャツじゃないんですね。もう一発目からこれですから、やらかした感がちょっぴり。ハード・ロックやヘヴィ・メタルに関連したシャツ、例えばレーベルのシャツとか、そういったもの紹介してみようかと思います。

バンドのシャツじゃなくて、バンドのメンバーがよく着ているシャツと言ってもピンとこない人もいるかと思いますが、例えばBURRN!誌のTシャツとか米国のラジオ番組であるKNACKのTシャツとか、そんなシャツを着ているミュージシャンのプロモ写真を見た方もいらっしゃるかと。昔はレコード買うとマーチャン・ダイジングのシートも入っていて、そこにバンドのシャツと並んでレーベルのシャツとかも並んでいたなと懐かしく思い出す方もいるのでは。当時はバンドのシャツに飢えていたのでそれ程興味がなかったのですが、ここ数年でジワジワとハマり始めていまして。そういえば当時入手していて、タンスの肥やしになっていたのがあったなと。買った当時はイマイチでもタンスで何年も熟成させるとあら不思議、当時とは違って味わい深く感じるようになるんですな。何年も熟成させてもダメなものはダメなヤツも当然ありますが(笑)。ということで早速いくつか紹介していきます。
METAL BLADEのTシャツ。

METAL BLADEのTシャツ。


まずはこれ、METAL BLADEのTシャツ。これ、買ったのかな?う~ん、忘れてしまった。髑髏が二つクラッシュしている柄が今になれば熟成されて良い感じですな。適度なチープ感、いや、かなりのチープ感、これが今になると最高に思えてくるんですよ。この手書きのアルかナイかのギリギリの世界観。入手した当時は全く分からなかったですね、私もまだまだ子供だったと言わざるを得ません。そしてバックプリントにある「HEAVY METAL WILL NEVER DIE」の文字。こんなドストライクな言葉を若き私は背負うことが出来ませんでした。だってNEVERには下線引いて強調されていますからね。
 (8742)

このダサカッコよさはいいね!

こちらはB級の腐れスラッシュ・メタルやヘヴィ・メタル・バンドを垂れ流していたNEW RENAISSANCE RECORDSのTシャツ。これはひっそりと来日したNEW RENAISSANCE RECORDSの女片腕繁盛記アン・ボレインから直接買いました。誰も見向きもしていなかったのですが、私は一人狂喜乱舞して買ったのは良き思い出。その横で女帝アン・ボレインは苦笑いしていましたが。右胸にワンポイント、そして背中に大きくNEW RENAISSANCE RECORDSのロゴとマーク、完璧じゃないですか。NEW RENAISSANCE RECORDSのTシャツが存在する、それだけで最高なんです、理屈じゃないんです、分かる人が分かれば良いのです。
NEW RENAISSANCE RECORDSのTシャツ。

NEW RENAISSANCE RECORDSのTシャツ。

 (8745)

大喜びするのは極一部だと思うけど(笑)

そしてこちらは日本からFEMSのTシャツ。Far East Metal Syndicateって名前からして完璧!後のアポロンの前身になるのかな?その辺りの関係性は分かりませんが。しかもあのROADRUNNERとのダブルネーム、まるでハリー・レイスとニック・ボック・ウインクルがタッグを組んだような80年代全日本プロレス感。バックの首にワンポイントで入っている「BREAKING BARRIERS」も100点です。
FEMSのTシャツ。

FEMSのTシャツ。

 (8748)

シンプルですっきりしたデザインで◎

レーベルのシャツではないですが、レコード会社がプロモだかプレゼント用に作ったのがこちらのTシャツ。DEEP PURPLEやRAINBOWファミリーのシャツなのですが、単に名前を羅列しただけという…。今、5分位裏表眺めてどうしようか考えてみたのですが。正解が全く見つかりません。「答えなくても、また答えなり」これは誰の言葉であったろうか?とりあえず綺麗に折りたたんでまたタンスの奥で眠りについていてもらおう。
 (8749)

 (8750)

…うん、また何年か寝かせてみよう

TVやラジオ番組に移りましてこちらは深夜に眠い目をこすりながら熱中して見ていた人もいたのではないでしょうか、MTVのプログラムにあったヘヴィ・メタル専門番組HEADBANGERS BALLのTシャツ。クロスしたベースとギターに髑髏、そしてHEADBANGERS BALLのロゴ。どこに隙があるでしょうか?これを着てBRUTAL TRUTHのライブに行ったらケヴィン・シャープが欲しい欲しいとうるさかったのは良き思い出。NOとしっかり言える日本人の私は彼にプレゼントしませんでしたが、何年か後の来日公演でHEADBANGERS BALLの別柄Tシャツを着ていたのを見て、ヤラレタと思いました。
HEADBANGERS BALLのTシャツ。

HEADBANGERS BALLのTシャツ。

 (8751)

MTVタグ、これがまた最高!

こちらはイギリスのBAILEY BROTHERSのTシャツ。80年代のイギリスで活躍したDJ兄弟で、ラジオ番組を持っていた記憶もあります。これはそのラジオ番組が作ったプロモーション用Tシャツって話があります。ニール・ケイと同じ立ち位置な感じですが、当時人気は彼らの方が高かったという話も。オムニバス・アルバムをリリースしたりかなりのヤリ手だったみたいですが、今は何をしているのでしょうか?ちょっと調べてみよう。丸枠を組み込んだデザインが時代を感じさせるし良い味になっていますね。
BAILEY BROTHERSのTシャツ

BAILEY BROTHERSのTシャツ

 (8754)

コミック調のイラストがいい味!

こちらはマーチャンダイズを作っているドイツのEMP MERCHANDISINGという会社の5周年記念Tシャツ。いまではかなりの大きな会社となりましたが、当時はそれほど大きくなかった気がします。しかしこのデザインは超反則!マーチャンダイズを作っていたからか色々なバンドのキャラクターが勢ぞろい。TANKARD、DESTRUCTION、RISK、SODOM、DIMPLE MINDSとよくぞ揃えてくれたなという感じです。
EMP MERCHANDISING5周年記念Tシャツ。

EMP MERCHANDISING5周年記念Tシャツ。

何度見ても反則(笑)
 (8756)


今振り返ると、当時スルーしていたBURRN!誌のオリジナルTシャツとかDEATH RECORDSのTシャツとかゲットしておけばよかったなと後悔。80年代のシーンを支えた雑誌やらレーベルやらのデザインが良いなと最近思うようになりまして。これも年とったからですかね。一番欲しいのはNEW RENAISSANCE RECORDS と並んで悪名高かったWILDRAGS RECORDSのTシャツ!
ということで復活一発目いかがでしたでしょうか?こんな感じでまたやっていきますのでよろしくお願いいたします。

締めの一枚はこちら。季節的にクリスマス柄のTシャツを。子供たち皆殺し、おもちゃは皆俺のもの!レミーよ、永遠なれ!!!
 (8757)

このイラストってレミーが描いたのでしたっけ?