2015年10月25日 更新

Barbariancherry インタビュー

記事公開日:2015/08/08 - 最新作「BLOODY ZOMBIE APOCALYPSE」のインタビュー。話し手に全メンバーからBazooka Barbarian <Ba>, Tomahawk Barbarian<Vo>, Sword Barbarian<Dr>, Naplm Barbarian<Gt>, Tank Barbarian<Gt>とプロデューサーの蔭山豊氏。

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記事公開日:2015/08/08

 さて、この日のインタビューが行われたのは都内某居酒屋。「ちょっとメイクの濃い人たちがやってきますが大丈夫ですか?」とお店に断りを入れ、おばちゃん店員さんも「いつも化粧濃い人が多いから大丈夫ですよ」とニコニコでメンバーお出迎え。メンバー登場で「えっ・・・」と固まった表情が忘れられない。日中の疲れを癒すべくアルコールを注入していたサラリーマンたちを愕然とさせた中、我々はこれまでのゾンビたちの歴史や最新作「BLOODY ZOMBIE APOCALYPSE」について楽しくインタビューさせていただきました。
都内某居酒屋にてBarbariancherry御一行

都内某居酒屋にてBarbariancherry御一行

L to R
Bazooka Barbarian <Ba>, Tomahawk Barbarian<Vo>, Sword Barbarian<Dr>, Naplm Barbarian<Gt>, Tank Barbarian<Gt>

Barbariancherry:Tomahawk Barbarian<Vo>, Naplm Barbarian<Gt>, Tank Barbarian<Gt>, Bazooka Barbarian<Ba>, Sword Barbarian<Dr>
Barbariancherry プロデューサー:蔭山豊
インタビュアー:別府伸朗

それをBarbariancherryとしてだったらどう出すか、曲を作るより難しいと思う。

--- Barbariancherryの結成の切っ掛けを教えていただきたいのですが。


Tank Barbarian:プロデューサーの蔭山さんが元々やろうと思っていたバンド用の曲がありまして。そのバンドがなくなってどうしようかとなった時に、墓場からウチラを掘り起したのが切っ掛けです。その曲を聴いて良いなと思って、Barbariancherryとして蘇りました(笑)。メンバーの中には墓場の番人から蔭山さんに紹介されて蘇ったゾンビもいます。蔭山さんは、遠くからステージ見ても、楽しそうだったり、面白そうだったり、音楽が好きな人以外も興味を持つ様なスタイリッシュなゾンビを集めたかったみたいです。


蔭山:急遽予定を変更したところもあったけどね(笑)。


--- 蔭山さんにも少しお聞きしたいのですが、自分でやらないでこういったバンドを作ろうと思ったのは?


蔭山:さっきの話にも出たけど俺が20代の前半に少しだけやっていたバンドがあって。そのバンドのドラマーが亡くなった時にまた少しだけやろっかって雰囲気になって、それだったら新曲作ろうって。それで俺が新曲を作る係りになって、昔の曲こんなんやったかなって思い出しながら作って。昔の曲と合わせて10曲位になったから、そろそろやろうかって言ったら『もうええやん』って(笑)。でもせっかくこれだけ曲作ったのに勿体無く思って、他のメンバーには「この曲もらうで」ってOKもらって。どうせやるんだったら女性メンバーがいいかなって、女性ゾンビを掘り起した。


--- メンバー全員人間の体を借りて他にもバンドをやっていますが、掛け持ちに対して二の足を踏んだりというのはありましたか?


蔭山:このバンドをやることで、今やっているバンドも盛り上がるよって。そんなことを呪文に吹き込んで騙して蘇らせた(一同爆笑)。


Tank Barbarian:騙されたの(笑)?


蔭山:まだ騙されたことに気づいてへんけど(笑)。


Tank Barbarian:楽しそうだから、面白そうだから、それが一番!それと聴かせてくれたデモの曲をいいなと思ったから。


--- それぞれのゾンビのキャラクターとか名前の由来を教えてください。


蔭山:墓を掘り起した時はまだ肉の塊だったんで、外科手術を施さないと。


Bazooka Barbarian:仮面ライダーの改造手術!


蔭山:こいつはスタイリッシュでとか、こいつはムッチリでとか手術を施して、見た目とその時の印象で「こいつはBazookaっぽいな」とか「こいつはTank」って名前をつけた。Tomahawk Barbarianなんて見た目からして「トンガってる」感じがするやろ。全員兵器の名前になっていて、世を忍ぶ仮の姿の時の・・・、おっと妖怪アンテナが。


Bazooka Barbarian:フフフ、それ以上言ったら・・・。


--- それぞれ影響を受けたバンドとかありますか?


Bazooka Barbarian:国内で言うとLADIESROOM、他にも90年代のヴィジュアル系とか行ってたし。


Tank Barbarian:METALLICA、SLAYER、ANTHRAX、もうスラッシュメタルが大好きで。あとはブリティッシュロック、N.W.O.B.H.M.から最近で言えばMUSEまで。


Tomahawk Barbarian:私もブリティッシュロック系が好きで。あとLINKIN PARKとかも好き。


Sword Barbarian:Mr.BIGが好きで、ドラマーのパット・トーピーみたいにコーラスの素晴らしい歌えるドラマーになりたいなって。Barbariancherryでもそういったことが出来たらなって。


Napalm Barbarian:海外で言えばIRON MAIDENやJUDAS PRIESTが好きなんですけど、国内ではSHOW-YAです。


--- Barbariancherryのバンド名は?


蔭山:最初は「GOREなんとか」にしようと思っていて。GOREって言葉の響きがグロくて意味も「血みどろ」とかだし、デスメタルファンとかが使うイメージがあって良いなって。その言葉に何かを付けてかわいいものにしようとしてた、「GORE CANDY」、「GORE COOKIE」、「GORE CHERRY」とか色々考えてた。でも「GORE」ってやっぱり女の子には強烈過ぎるなと。そしたら「BARBARIAN」って言葉が降りてきてん。それで「BARBARIAN」と「CHERRY」をくっ付けて1単語の造語になったら世界に1つのバンドだし・・・、と思って名付けたらBUCKCHERRYのこと忘れてたっちゅう(一同爆笑)。だから最初はBarbariancherryのことをもっとスリージーなハードロックと想像していた人がいっぱいおって。元々はBAD RELIGIONとかもっとパンクっぽく、メロコアっぽいものを目指していた。昔やってたのもそんなバンドやったし。


--- そんな感じで蔭山さんの手によって再び蘇ってバンドを始めることになったわけですが、バンドをやっていく内にゾンビにも人間の時の記憶が蘇ったり、自我が芽生えて色々とやりたいことが出てくるのではないですか?


Tank Barbarian:それは主にステージでですね。こんなことをやったら面白いんじゃないかとか、盛り上がるんちゃうかというのはあって。


--- 曲作りとかにもそういった部分はありますか?


Bazooka Barbarian:蔭山さんの作る曲がとにかく好きやし。


Tank Barbarian:掘り起された新しい自分をそこで作っていきたいから、そこは全て蔭山さんにお任せしたい。あとはライブをどれだけ楽しくできるか、ゾンビはそこに集中してやっているよね。そこでは新しいゾンビを色々と自分で作って表現したいです。ギターソロとかは自分なりのテイストを込められるし、ヴォーカルにしても、ベースラインにしても。そういうちょっとした味付けが逆に楽しい。いかに蔭山さんの作ってくれた曲をもっと良くするかって。イメージ違ったら蔭山さんに怒られるし(笑)。それでドンドン進化してやっていきたいです。それがBarbariancherryで、もし自分たちで曲を作ったとしたら「違う」と思う。今は蔭山さんの作った曲の中でいかに自分を出せるか、パフォーマンスで自分の色を出せるか、それらがどこまで出来るんだろうというのが課題。それぞれのルーツも違うのでそれが良い方に出ればというのもある。そこで蔭山さんと勝負してます。投げられたものに対して、「これはどう?」と投げ返して。あかんかったら、あかんって言われるんですけど(笑)。巡礼(注:人間界で言うところの「ツアー」)で生贄(注:人間界で言うところのお客さん)の皆さんが良いなと思ってくれたら反応も違うし。現場の反応って大事じゃないですか。メンバー皆もパフォーマンスを毎回考えてやっているんで。どうしても自分の色が出ちゃうと思うので、それをBarbariancherryとしてだったらどう出すか、それはある意味曲を作るより難しいと思う。


--- それはキャラを含めて自分の出したいものと蔭山さんの作るものとでどう融合させていくかの葛藤ですか?


Tank Barbarian:そうですね。だから本当に各自新しいキャラクターをそれぞれリアルタイムで生み出していっているので。このライブでこれがOKだったら次のライブではもっと進化したパフォーマンスをって毎回実験で。私はギタリストなのでフレーズなども含めても考えて。Barbariancherryとしてそこに集中したら、曲を書きたいというよりもそういったパフォーマンスに集中したい。俳優さんで言ったら台本もあって台詞もあってで、いかに自分の色を出すか、それと同じ感覚だと。そういうイメージでBarbariancherryをやってます。今はSword Barbarianが加入してすごくバンドとしてまとまった感じもして、それも楽しいです。


--- ドラムは苦労していますね。Sword Barbarianさん加入のきっかけは?


Tank Barbarian:ね(笑)。


Bazooka Barbarian:4代目です。


蔭山:ヘルプのドラマーもいたから5人目やん。


Tank Barbarian:そやね。


蔭山:(Sword Barbarian)加入のきっかけはNapalmと同じ墓場の番人が紹介してくれた、ブランニューって墓場。


Tank Barbarian:前のドラムが地獄に帰るってなったから(笑)。


Bazooka Barbarian:(Sword Barbarianは)ドラムも良くて、人も良くて、それでBarbariancherry固まったろって。色々な意味でウチラのバンド向きだった。


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