2015年10月27日 更新

#10 – 人間椅子編

記事公開日:2015/09/01 - feat. 楽曲「品川心中」

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記事公開日:2015/09/01

Vorchaos(ヴォルケイオス)のギタリストである「リフ大好きバッキンガー」yuzo(ゆーぞー)が、 音楽を愛する皆さんへメタル・ラウドミュージックからちょっと違ったテイストの音楽まで、私の視点聴点で広くご紹介するコラムコーナー!
このコーナー、早いものでなんと今回で10回目!!
月日が経つのは本当に早いものですね。
学生の時は一年があんなにも長かったのに、としみじみ感じる今日この頃。
こんな湿っぽい心を「ドガンッ!」と晴らしてくれる、記念すべき第10回目のバンドはこちら!!

『人間椅子』
青森出身、3人編成のハードロックバンド。
同郷である先輩方を私のコラムで是非紹介したかったのです。
最近では【OZZFEST JAPAN 2013】出演時に、ももいろクローバーZと共演したことや、付き合いの長いバンドとして知られている筋肉少女帯とのコラボ曲を発表するなど、多方面で非常に話題になっています。
(筋肉少女帯とのコラボ曲発表に伴う一日限定イベントライヴにはyuzo参戦!!)
また、海外のアーティストからの支持が多いバンドとしても有名です。

歴史が長く、そして今もなお現役バリバリで、また新たなバンドブームの火付け役となりそうな人間椅子。
そんな偉大なバンドの音楽性や魅力について改めてご紹介したいと思います。

『人間椅子』(にんげんいす)

人間椅子

人間椅子

人間椅子 are
和嶋慎治 - Guitar、Vocal
鈴木研一 - Bass、Vocal
ナカジマノブ - Drums、Vocal

バイオグラフィー

1987年 もともと高校の同級生であったギターの和嶋慎治と、ベースの鈴木研一によりこの頃結成。コンセプトは、当時よくコピーしていたBLACK SABBATHなどの70年代ブリティッシュ・ハード・ロックのサウンドに、あえて日本語の歌詞を載せるというもの。バンド名は、江戸川乱歩の小説からとった。ドラマーは流動的であったが、鈴木の大学の先輩の友人であった上館徳芳(北海道出身)で固まる。メンバー2人の出身地である津軽地方の方言を取り入れたり、津軽三味線の奏法も導入したりと、既にこの頃基本的サウンドも出来上がる。
  • 1989年
    1. 平成元年、TBSテレビ系列の「平成名物TVイカすバンド天国」に出演。
      演奏もさることながら、鈴木のネズミ男に扮した奇抜な衣装が評判を呼ぶ。
  • 1990年7月
    1. メルダックより「人間椅子」でメジャー・デビューを果たす。
  • 1992年
    1. この年発表の「黄金の夜明け」を限りに、上館徳芳が脱退。
  • 1993年
    1. 「羅生門」発表。後藤マスヒロがサポート・メンバーとして参加。
  • 1995年
    1. インディーズ・レーベルであるフライハイトより、「踊る一寸法師」を発表、ドラマーは土屋巌となる。
  • 1996年
    1. 月刊アフタヌーンに好評連載中の漫画「無限の住人」のイメージ・アルバムがポニー・キャニオンよりシングルともども発売される。
      このアルバムのツアー前に、土屋が脱退。正式メンバーとして、後藤マスヒロが再加入することになる。
  • 1998年
    1. 2月 トライクルより通算7枚目にあたる「頽廃芸術展」を発表。録音は、メンバー2人の地元である青森県弘前市のライヴハウス、Mag-Netと亀ハウスで行われた。
      7月、メルダックより旧譜4枚が揃って再発、これを機に再びメルダックと契約を交わす。
  • 2003年
    1. 11枚目のオリジナルアルバム「修羅囃子」発表。
      12月、渋谷0-Westでのライヴを最後に、後藤マスヒロが脱退。
  • 2004年
    1. 6月 ドミンゴス等で活躍中のナカジマノブが新ドラマーとして加わる。
      9月 オリジナルアルバム「三悪道中膝栗毛」発表。精力的にライヴ展開。
  • 2006年
    1. 2月 オリジナルアルバム「瘋痴狂」発表。
  • 2007年
    1. 8月 オリジナルアルバム「真夏の夜の夢」発表。
  • 2010年
    1. 12月 満を持して初のライヴアルバム「疾風怒濤~人間椅子!ライブ!ライブ!!」(DVD付)を発表。音源、映像とも、その年の7月に行われた東名阪ワンマンツアーの白熱した模様を収録。
  • 2011年
    1. 8月 震災後の現実へ歩み出す意味を込めたアルバム「此岸礼讃」を発表。
  • 2013年
    1. 5月12日 世界的ロックイベントである【OZZFEST JAPAN 2013】に出演。敬愛してやまないBLACK SABBATHと同じステージに立ち、渾身のパフォーマンスを繰り広げ、大好評を博す。
      8月、その勢いのままにオリジナルアルバム「萬燈籠」発表。
  • 2014年
    1. 6月 バンド生活25年を記念し、前作から一年と経たずに自身22枚目(ベスト盤含む)にあたる「無頼豊饒」発表。

ディスコグラフィ

1989年「人間失格」(インディーズ盤)
1990年「人間失格」
1991年「桜の森の満開の下」
1992年「黄金の夜明け」
1993年「羅生門」
1994年「ペテン師と空気男~人間椅子傑作選」
1995年「踊る一寸法師」
1996年「無限の住人」
1998年「頽廃芸術展」
1999年「二十世紀葬送曲」
2000年「怪人二十面相」
2001年「見知らぬ世界」
2002年「押絵と旅する男~人間椅子傑作選 第2集~」
2003年「修羅囃子」
2004年「三悪道中膝栗毛」
2006年「瘋痴狂」
2007年「真夏の夜の夢」
2009年「人間椅子傑作選 二十周年記念ベスト盤」
2009年「未来浪漫派」
2010年「疾風怒濤~人間椅子ライブ!ライブ!!」」
2011年「此岸礼讃」
2013年「萬燈籠」
2014年「無頼豊饒」
2014年「現世は夢 ~25周年記念ベストアルバム~」

楽曲について

江戸川乱歩の小説のタイトルはバンド名だけではなく、「陰獣」、「地獄風景」、「怪人二十面相」や「踊る一寸法師」など、曲やアルバムのタイトルにも多く使われている。
バイオグラフィーにもあるように、バンドのサウンドはBLACK SABBATHなどの70年代ブリティッシュ・ハードロックのサウンドに、津軽弁特有の発音が混ざった日本詞を載せた独特の音楽。 ボーカルは、基本的には和嶋さん(Gt.)と鈴木さん(Ba.)がリードをとり、訛りの効いた言葉で唄う。曲によってはナカジマさん(Dr.)がリードをとり、フロントの2人がコーラスを務めるパターンもある。各々がリードセクションを務める時の楽曲の雰囲気の変化も面白い。 楽曲制作は基本的に和嶋さんと鈴木さんが行うが、それぞれが作る曲で雰囲気が違う点がポイントだ。
世に送り出されてきた曲の中で、私もその時々で“特に好きな曲”というものが移り変わるが、最近では
「莫迦粋(バッカス)狂ひ」
「亜麻色のスカーフ」
「人間失格」
「怪人二十面相」
「東洋の魔女」
「洗礼」
「夜叉ヶ池」
「アルンハイムの泉」
「新調きゅらきゅきゅ節」
「なまはげ」
「品川心中」
というラインナップ。昔から変わらない人間椅子らしい曲や、バンドの進化を多く感じる最近の曲と、初期の曲から最近の曲まで混ざっているが、その中でも最近特に聴き込んでいるこの一曲を今回はピックアップしてご紹介したい。

「品川心中」(作詞・作曲/和嶋慎治 編曲/人間椅子)

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