記事公開日:2015/09/09

 THE 冠が新作『鎧兜鎖血』を完成させた。日本屈指のシャウターである冠徹弥ならではと言える、徹頭徹尾の熱いヘヴィ・メタル。怒りも哀しみも喜びも笑いもある。何よりも注目すべきは、本作を「新たなスタート」と位置づけていることだろう。テレビのヴァラエティ番組などに登場する彼の姿にも嘘偽りはないが、やはり本質がよくわかるのは、音源でありライヴである。待望の全国ツアーを目前に控えた冠徹弥は、今、何を思うのか。ミュージシャンとしての黎明期の歩みから思い描く未来まで、じっくりと語ってもらった。彼を知らない、または先入観のある人こそ、その真摯な言葉に耳を傾けてみて欲しい。
THE 冠

THE 冠

冠徹弥

THE 冠:冠徹弥
インタビュアー:土屋京輔

「ヘヴィ・メタルを貫くのは、もう僕の仕事だと思ってますよ」

--- 冠徹弥といえば、インパクト絶大なシンガーであることは周知の事実としても、自己紹介をする場合、いつもどのように説明するんですか?


冠:まぁ、だいたい初めての人には、「どうも、ヘビメタやってる冠です、よろしくお願いします」って感じですね。すると「あぁ、ヘビメタですか!?」なんて言われたりして(笑)。一番わかりやすくいうとそうなりますよ。前のバンドのSO WHAT?でデビューして、今年でもう20年ですけどね。1995年に東京に出てきましたから。


--- デビュー時はルーク篁さん(聖飢魔II)のプロデュースでしたよね


冠:最初はそうでしたね。だから20年前に聖飢魔IIの前座とかもやらせてもうて……そこからずっと低空飛行のまま(笑)。でも、やめていく人も多い中で、続けていられるというのは嬉しいですけどね。全然関係ないですけど、つい二日前にデーモン閣下が舞台(5月末から9月上旬まで行われていた劇団☆新感線の『五右衛門VS轟天』)を観に来はって、(終演後に)一緒に飲むことになったんですよ。こんな機会は何年ぶりやっていうぐらいでしたけど、いまだに続けててよかったということで、褒めていただきまして。でも、舞台ではちょっと声がかすれてたんで、「お前、シャウトがまだまだだ」とダメ出しもいただきましたけど(笑)。いやいや、ちょっと待ってくださいよってね。それまでに70ステージやってきた喉というのを踏まえて欲しかったんですけど(笑)。もっとやせろとも言われましたね。ミュージシャンなんだから、もっとカッコよくしろと(笑)。20年経っても、怒られっぱなしですけど(笑)、まだまだ先輩の背中は遠いぞと思いますね。


--- それはいつになっても思うことなんでしょうね。ところで、冠くんがヘヴィ・メタルの世界に足を踏み入れるキッカケになったのは何だったんですか?


冠:小学生の頃から僕はプロレスが好きだったんですよ。好きなレスラーはいろいろいたんですけど、その中でもロード・ウォリアーズっていう二人組にすごく惹かれて、僕の衣装にちょっと近い……というか、パクってるんですけど、アメフトの防具に棘がブワッとついてて、顔にすごいメイクをして、相手を秒殺でやっつけるんですよね。


--- あの当時の子供たちはみんなシビれましたよね。


冠:そう。その彼らの入場曲がBLACK SABBATHの「Iron Man」で。子供心ながら、あの曲を聴くと燃えてね。みんなで「デーンデーンデデデー♪」って歌ってて。そこからです。プロレスってそういう激しい入場曲も多かったんでね。もちろん、歌謡曲も聴いてたんですよ、中森明菜だ、中島みゆきだ、井上陽水だみたいな。そこで中学に入ってからハード・ロック・ブームが来て、一気に合致したという。そのうちにVAN HALENに始まり、MOTLEY CRUEとか、DOKKENとかJUDAS PRIESTとか、いろんなヘヴィ・メタルを聴くようになるんですけど、楽器にも興味が出てきて……最初はギターをやろうと思ったんですよ。ヴォーカリストは恥ずかしいと思って。


--- ヴォーカリストに転向したのはいつだったんですか?


冠:ホントはギタリストがよかったんですけど、SO WHAT?のギタリストになる岸井(将)も同じ中学で、僕のほうが先に始めてたから、「教えてくれ」って、よく家に来てたんですよ。そのときは二人で合わせるにしても、僕がリードを弾いててね、「速弾きは俺だ!」って(笑)。高校生になって一緒にバンドを始めたんですけど、そのときのヴォーカルの女の子が、「ヘビメタをやるのはイヤだ」「大学受験を頑張る」っていうんで辞めちゃったんですよ。でも、文化祭に出るのは決まってるし、どうすんねんと。そこで、「じゃあ、お前、行け」「じゃあ、俺やるわ」みたいな。上島竜兵さんみたいな状態になって……逆か(笑)。でも、お前が一番目立ちやから行けいうて、しゃーなしにやったんですよ。それまではOZZY OSBOURNEとか、できひんくせにイングヴェイ(・マルムスティーン)をやったりしてたんですけど、俺がヴォーカルになって一発目のライヴは、ブライアン・アダムスでした(笑)。


--- メタルじゃなかったと(笑)。


冠:そう。いきなり高い声も出ないんで(笑)。ブライアン・アダムスは中学校のとき好きやったから、それやったら歌ってもええぞって(笑)。「Summer Of 69」とかやりましたね。でも、全然、盛り上がらへん(笑)。それまでは真っ黒の服を着てたのに、そのときは白シャツでやりましたよ(笑)。


--- まさにブライアン・アダムス気分ですね(笑)。


冠:でも、やったらやったで、やっぱりメタルをやりたいんで、そこからは練習をしましたけどね。


--- 成り行きでヴォーカルを務めたものの、歌うのも悪くないなと思ったわけですね。


冠:悪くないなと。それと、ギタリストとしての上達が見込めなくなってきたのもありましたね。相方の岸井がグイグイと腕を上げまして、イングヴェイも弾けるようになってきたんですよ。VAN HALENとか教えてやってたのに、俺より遥かに上手くなって。じゃあ、お前がギターで俺が歌うってことで、SO WHAT?を作るんですけどね。そのときはもう大学生になってましたけど。だから本格的に始めたのは……クルマの免許をとってからですよ。クルマの中が僕のスタジオみたいな感じで、カーステでガンガンと音楽をかけて、ドライブしながら奇声を発してましたね。隣ですれ違う人が、ちょっと気持ち悪い顔をしてよう見てましたよ(笑)。


--- SO WHAT?はオリジナル曲をやるバンドとしてスタートしたんですよね? それまでコピーしていたオジーやイングヴェイなどとは、音楽的には方向が違うじゃないですか。


冠:でも、やっぱりLAメタルとかが好きやったんで、最初はそんな感じやったんですよ。MOTLEY CRUEとかPOISONとかみたいに、簡単やけどカッコいいっていう曲ですね。大学生ぐらいやと、あんまり難しいのもできなかったし。ただ、PANTERAが流行り始めたときに、岸井は「これしかない」と思ったんですね。でも、僕はヴォーカリストとして、JUDAS PRIESTの『PAINKILLER』に衝撃を受けたんですよ。こんな最強なアルバムが世の中にあるのかって。「じゃあ、PANTERAとJUDAS PRIESTがくっついたようなバンドせえへん?」ってことになったんですよ。多分、今、改めてSO WHAT?の曲を聴いたら、なるほどっていうところもいっぱいあると思いますよ(笑)。もちろん、バンド名からもわかるように、METALLICAの影響もありますけどね。


--- あの当時、サウンド面でPANTERAに影響を受けたバンドが、日本からも本格的に登場してきたなと思わせましたよね。


冠:そのままいければよかったんですけどね(笑)。SO WHAT?自体はそれなりには頑張っていたんですけど、残念ながら終わりまして。しゃあないですけどね。


--- JUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードやPANTERAのフィル・アンセルモを例示するまでもなく、冠くんがとにかく強烈な声を持っていることは、誰しも認めるところだと思うんです。その一方で注目されるのは独特の歌詞の世界ですよね。これが一体どういうところから生まれてきたのかなとも思うんですよね。


冠:これは何ですかねぇ。僕は真面目に書いてるつもりなんですけど、言葉のチョイスが他の人とちょっと違ったりするのか……ホントの昔は、何かおもろいことを書いたろうみたいな気持ちはあったんですけど、ここにきて、わりと自然に書いてるんですよ。それは、多分、生い立ちからくるものっていうか、生まれ育ちの話になってきますよね。小学生の頃からのふざけた体験談だったり、失恋だったり、失敗だったり、歌詞の7〜8割は自分の人生の切り売りみたいなところがありますから。それにプラスして、人に歌っているようで、実は自分に歌っている歌詞もいっぱいありますけどね。


--- なぜそこを聞いたかというと、冠くんが聴いてきた音楽の中には、決してそういう歌詞のスタイルを持つバンドはなかったと思うんですよ。


冠:そうですね。聴いてきたのは歌謡曲とヘビメタですから。ヘビメタに至っては全部英語ですし。でも、歌謡曲的なことは入っているのかもしれないですけどね。今回のアルバムにしても、前回の『帰ってきたヘビーメタル』(2013年)にしても、ちょっと懐かしい言葉が入ってたりしますから。実はSO WHAT?を組んだとき、最初は英語でやったんですよ。“目指せ、アメリカ!”っていってね。ただ、英語で歌ってみたところ、何の感情も入らないというか、全然おもろないんですよ。そこで日本語で書き始めて、変な歌詞になったんです。「大丈夫、大丈夫。絶対に盛り上がるから!」って。でも、まだその夢は持ってますけどね。(アメリカに)行ってやろうって気持ちはありますよ。


--- あの当時は、海外で活動するには、歌詞は英語でなければいけないというのが定説でしたからね。


冠:はい。そこは他のメンバーにはちょっと申し訳なかったんですけどね。LOUDNESSに続けと言わんばかりに、「目指せ、アメリカ」ってみんな言うてたのに、3曲ぐらいで終わってしまって(笑)。


--- しかしながら、その後、吉本興業と契約したのも話題でしたよね。


冠:そうなんですよね。当時のライヴハウスとかって、誰でも出られるようなところじゃなかったじゃないですか。審査みたいなものもありましたし、まだまだお前らはここに出るのは早いとか言われながら、デモ・テープとかを配ってたら、たまたま吉本のオーディションのチラシがあったんですよ。お笑いではなく、本格的なバンドをメジャー・デビューさせるっていう。そこで送ってみたら、(吉本のスタッフが)すごい喜んでくれはって。そこからですね。まぁ、吉本に入ったのも、何かしら今の音楽性、世界観にもつながってるのかな。お笑いの人たちと一緒にライヴをする機会も多かったんですよ。そういう場だと、芸人さんたちはバッコン、バッコン、笑いをとる。俺らはどうやったかと言えば、最初はみんなシーンとしてましたもん。下を向いて、「うるさーい」って顔をしてね。じゃあ、まったく興味がない人をどうやって振り向かせたらええんやろうって。硬派なヘビメタだけじゃお客さんは引くだけなんで、何とかしてお客さんを掴もうってことで、笑いの要素を足していったら、今みたいになったということですね。


--- ステージで鍛え上げられたということですね。でも、身近なところで、同じようなアプローチをしているバンドもいなかったですよね。


冠:歌詞の面で影響されるということはほぼなかったと思いますね。日本語でということなら、筋肉少女帯とか……もちろん、聖飢魔IIからも影響は受けてたんですけど、歌詞の世界は全然違いますからね。俺らはもっと四畳半というか。SO WHAT?時代にも社会的なことは書いたりしてたんですけど。あとは漫画とか映画とかですかね。だいたい、僕の学生時代は、あしたのジョー、北斗の拳、スペースコブラで育ってますから。あの感じの影響はかなり受けてますね。


--- そうでしょうね。近年はSEX MACHINEGUNSとのカップリング・ツアー<SEX冠>をしばしば行っていますが、彼らを初めて知ったとき、冠くんはどう思いました?


冠:あぁ(笑)。俺らのほうが全然デビューは早いんですよ。でも、正直言うと、似たようなのが出てきたぞ、とは思いましたね。やっていることは違うんですけど。そのうち対バンすることもあるかなと思っている間に、マシンガンズはドッカーンって大波で越えていって(笑)。自分たちも独自のものではいたかったんですけど、悔しくもあり、凄ぇっていう尊敬の念もあり。ただ、俺らのほうが早かってんぞっていうことだけは、世の中に知らしめんとあかんなとは思ってましたね(笑)。当時、SO WHAT?も全然売れてないんで、よく言われたんですよ。「マシンガンズみたいですねぇ」「マシンガンズに影響されたんですか」って。時を経て、一緒にできるというのは嬉しかったですけどね。お互いに続けているからこそ、<SEX冠>も実現してるわけですし。やっぱり凄いですもん、ANCHANG(vo&g/SEX MACHINEGUNS)は。僕らは、言うたらおじさんたちですけど、やっぱりメタルの火を絶やさないようにやっていかんとなってことで。最近は「メタルがまたキテる!」みたいな、ホントか嘘かわからない情報がニュースとかでも流れてるじゃないですか。完全にBABYMETALのおかげですけど。でも、それで何かワサワサしてくれたら、僕は嬉しいんですよ。


--- ただ、冠くんがそこまでメタルに心酔する理由って何なんでしょうね?


冠:あぁ……これはねぇ、半分は意地ですよ。SO WHAT?が解散して、THE冠になって、もちろん、事務所もなく、自分でCDを作って。今もバンド・スタイルではあるんですけど、ソロ活動みたいな形態ですからね。サポート・メンバーにもお金を払わなきゃいけないし、もう借金、借金ですよ。ただね、さすがにこれはもう終わるぞってときに、何かしらメタルをやってると不思議なほど新たな出会いがあって。それこそ今もやってる劇団☆新感線の話が10年前に来たりとか、『デトロイト・メタル・シティ』で歌ってくれ、シャウトしてくれって話が来たり。その積み重ねですよね。そんなときにできたのが『傷だらけのヘビーメタル』(2009年)でしたけど、あのとき絶対に俺は続けようと思いましたもん。覚悟ができたってことかもしれないですけどね。


THE冠 傷だらけのヘビーメタルPV - YouTube

THE冠 「傷だらけのヘビーメタル」 PV

  あの頃は“ヘビーメタル”とか書くと、鼻で笑われてたんですよ。しかも、僕は一貫して“ヴィ”じゃなくて“ビー”って書いてましたから。実際にちょっと自虐的な歌詞もありましたけど、ヘヴィ・メタルをやっていたとしても、みんな大々的にはそう言ってなかったと思うんですよ。ラウド・ロックみたいな言い方もありましたし。そんな中で、今、言うてるのは俺だけやなと思って、逆にヘヴィ・メタルということをガンガン言っていこうと決めたのが、『傷だらけのヘビーメタル』。というようなことを言ってたら、最近またよくヘヴィ・メタルという言葉も耳にするようになったんですけど……これはホント、僕のおかげやと思うんですよ。でも、みんなワサワサしてくると、僕のことを無視するんです(笑)。一所懸命、テレビのヴァラエティ番組とかも出ましたよ、ヘヴィ・メタルを広めるために。タレントになりたいとかじゃなくてね。生粋のメタラーの中には、「何やってんだ、冠!」って怒る人もいるんですけど、その戦いですよ(笑)。


--- わかります。ただ、歴史的な事実として知っておくべきは、冠くんと同世代のミュージシャンは、ヘヴィ・メタルがマーケットから虐げられていた時代に活動を始めているんですよね。どんなに優れたものを作ろうが、ヘヴィ・メタルということだけで、見向きもされなかった。音楽家として食べていくために、シーンの主流になっていたヴィジュアル系に流れた人も少なくなかった。そういった極度の逆境に置かれていたにもかかわらず、踏ん張って独自の活動を続けてきたところは、もっと評価されて然るべきだと思うんですよ。


冠:時代の流れですよね。僕もミクスチャーみたいな顔をしてたことがありますから(笑)。ただ、ヘヴィ・メタルを貫くのは、もう僕の仕事やなって思ってますよ。時代が変わろうが、流行ろうが廃ろうが、冠だけは言い続けてくれと、そう思われる人でいたいですね。


THE 冠

THE 冠

「人間ってそんなもんやで、それでええやんけ」

--- さて、今回の新作『鎧兜鎖血』はミニ・アルバムですが、この形態には何か理由があるんですか?


冠:舞台の仕事が決まっていて、半年ぐらい拘束期間があることがわかっていたので、何とかこの合間にレコーディングして、終わったらすぐにツアーをしたいなと思ったんですね。最初はシングルを出して、年明けぐらいにアルバムを出そうかって話をしてたんですけど、バンドとしての活動が半年も空いた後に、「シングルを持ってきました!」なんて言うても、お客さんも納得せえへんやろうと。実際に曲はたくさんできつつあったので、ミニ・アルバムぐらいは出そうぜと。それと、今年、実は事務所がなくなることになったんですね。そんなタイミングでもあったので、独り立ちする、そういうスタートに相応しい曲ができてたんで、とりあえず全部入れてみようと。フル・アルバムを出せれば一番よかったかもしれないですけど、(スケジュールの都合等もあり)そこまではちょっと待ってくれと(笑)。


--- 仕上がってみての実感は?


冠:いい名刺代わりになる、素晴らしいミニ・アルバムになったんじゃないかなって。曲はヴァラエティに富んでいると思うんですけど、直球勝負でいこうと思ってたんですよ。歌詞にしても、これからまたリスタートするんだっていうテーマは多いんですけど、もう一回一人になったんで、その意味でも起死回生のアルバムにしたいなと。


--- “鎧兜鎖血”というアルバム・タイトルも象徴的ですよね。最初はどう読めばいいのかとも思いましたが(笑)。


冠:まぁ、僕自身ってことですね。鎧を着て、兜をかぶって、鎖を巻いて、ケツ出してるってことなんですけど(笑)。“血”って書きましたけど、みんなお察しの通りですよ、裏ジャケではケツが出てますから。そういう生き方やってことですね。1曲目が「鎧兜鎖血」ですけど、まずは自分ソングから始めようと思ったんですよ。


--- この「鎧兜鎖血」は豪快なオープニング・トラックですよね。正統派ヘヴィ・メタルの様式を踏まえた始まりの後、轟音で畳み掛けていくという。


冠:それで登場していきたいみたいな感じでしょ?(笑) もうグチャグチャになってくれっていう。ぶつかり合おうぜ、そして見つけようぜって曲ですから。曲自体も、やっぱ1曲目を飾るようなものを考えてたんですよ。ドカーンと仰々しく登場して、いわゆるヘヴィ・メタルらしいギター・リフで始まり、リズムがバンと来るときにワーッと盛り上がる、まさに「こうきてくれよ!」っていう、僕が昔から好きやったヘヴィ・メタルの形ですよね。間奏辺りで、ふざけてはないんですけど、ちょっといろいろやってますけど。


--- いきなりボブ・マーリーになるような?


冠:あれは僕の中ではジョー山中さんなんですよ、「人間の証明」的なね。歌詞では“鋼鉄の証明”って言葉にしてますけど……いいんかな、こんなネタばらしして(笑)。


--- なるほど! 確かに“Mama”の一節を含めてジョー山中ですね。


冠:そう(笑)。いろいろ散りばめられているんですよね、そういうものは。ヘヴィ・メタルの名曲のタイトルを引用したり。歌詞の最後はジュリー(沢田研二)の「サムライ」からですよね。“背中に人生を”って、いい言葉だなって。“唇に火の酒”は、僕の場合は“笑い”にしてますけどね。勘のいい人がちょっと気づいてくれたら嬉しいなと。他の曲にはロシアのt.A.T.u.が入ってたりしますから。


--- t.A.T.u.も入ってますか!?


冠:“スーギャスギャラギャラ♪”ってね。知ってます? 「野垂れ死んだら許さない」なんですけど、金を持って逃げられてという歌なんですね。何とか見つけ出して、次の日に会うぞと言ってたのに、またドタキャンされる。そこにt.A.T.u.のフレーズが入ってくるんです、ドタキャン=t.A.T.u.ですから(笑)。「ビキニライン」も面白おかしく書いていたりはするんですけど、今の規制の多い世の中で、はみ出したっていいだろうって曲ですね。自分自身で枠を狭めることはないんじゃないかって。僕もビキニパンツをはいてますから、ライヴをやるときにはみ出すんじゃないかな、ビキニラインから(笑)。前のほうのお客さんは気をつけてくれよということだけは、一応言っておきましょう。


--- 出しちゃいけないものもありますけどね(笑)。


冠:そっか。僕はその加減が下手なんで、ずっと低空なのかもしれない(笑)。じゃあ、そこを上手いことやっていこうぜって曲にします(笑)。いや、でも歌詞をじっくり読んでいただければ、意図していることはおわかりいただけるかと。


--- ええ。こういう曲を書く動機になることもあったんですか?


冠:昔から、それこそテレビに出るときとかでも、僕のこの衣装に関して、番組によっては、ビキニじゃなくて、ジーパンの上に皮のパンツをはいてくれとか、要はケツを出すのをやめてくれと言われたりすることがあるんですよ。震災後とかは特にそうでしたね。


--- なぜでしょうね?


冠:不謹慎ってことなのか……誰にも文句は言われてないですけど、自主規制ですよね。そういうことがどんどん増えてきて。最近、コンプライアンスみたいなこともよく言われてますけど、ちょっとやり過ぎひんかってことで。もっと楽しいことがあるのに、広げたらいいじゃないかと。そういう意味も込めてですけどね。


--- でも、ケツが出てなかったら、それは冠くんじゃないだろうって話ですよね。


冠:そうなんですよね。だったら、何で呼んでんって話でしょ?


--- 逆に言えば、それがなくてもキャラが立っているという証でもあると思いますけどね。


冠:まぁ、鎧と兜と鎖があれば、何とかなるんですけど、やっぱりケツが欲しい、僕はね。


--- ケツへのこだわりって何なんですか?(笑)


冠:あのね、人間なんて、恰好をバッチリキメたって、パンツにウンコついたりするもんじゃないですか。そのリアルさといいますか。幻想だけ……そこが僕はヴィジュアル系ではないところなんでしょうね。人間らしさみたいなところの表現なんですよ。着飾ったって足が臭い人もいるでしょうし、人間ってそんなもんやで、それでええやんけ、それぐらいの気持ちでいようぜって。全部キレイにする必要ないぞと。そんなつもりでケツを出してるんですけどねぇ。


--- この「ビキニライン」には、ブルース・リーの名言も登場しますよね。


冠:そうですね。あんまり頭でっかちにならんと、思いのまま、感じたまま爆発しろやってことなんでしょうけど、まさにそういう曲なんですよね。サビもバーンといける、ものすごくキャッチーにできましたから。


--- ええ。このサビの開き方には、今で言うメロディック・パワー・メタル的なキャッチーさがありますよね。


冠:ふふふ(笑)。もちろん、シャウトもガナったりするのも好きなんですけど、メロディを歌うのも好きなんですよ。今回のアルバムは、わりとメロディ(を歌い上げる場面)も多めにはなってるんですよね。


--- そうなんですよね。冠くんに対しては、シャウトを始めとする、わかりやすい熱さの表現に注目が集まりがちですが、普通にメロディを歌うパートに魅力があるのも知って欲しいところですよ。


冠:そう言ってもらえるのは嬉しいですね。だいたいシングル・カットみたいなときって、インパクトの強い曲を出したりするんで、どうしても印象が偏るんですよね、面白いとか叫びが多いとか(笑)。


--- それも重要なパーソナリティなんですが、メロディを歌う冠くんには哀愁があるんですよ。これは幼少の頃から聴いてきた歌謡曲の影響もあるんだろうなとは思うんですよね。


冠:そうかもしれないですね。アルバムの最後の「初志冠徹」にしても、歌謡メロディやなと自分でも思いますし。


--- 「初志冠徹」も、冠くんならではと言えるいいタイトルですね。


冠:そう、いつか遣いたいと思ってた言葉なんですよ。今回が「ここぞ」っていうときやったのかどうかわからないですけど(笑)、後々もずっと歌っていくものにはなると思うんですよ。これが1曲目でもええかなと迷ったんですけどね。やっぱ自分自身を歌ってるところがあるし。大変なこともいっぱいあったんですけど、失敗しても、裏切られても、くじけずにやっていったら、絶対にまた楽しいことがあるやろうと……それは自分にも言い聞かせてますけどね。でも、貫くしかないんです。みなさんそれぞれ同じような思いは抱えているとは思うんですけど、あんなおっさんがおるんやったら、俺も頑張ってみようかな、ぐらいに思ってくれたらいいかなって。


--- “何度でも そう何度でも 這い上がればいい”。これは這い上がってきた人じゃないと言えないことですよ。


冠:これは20代じゃ書けないですね(笑)。ぜひぜひこれは聴いてもらいたいです。ライヴでも絶対に盛り上がると思うんですよ。


--- この曲は“THE GAME SHOP REMIX”なるリミックス・ヴァージョンもボーナス・トラックとして収録されていますよね。


冠:THE GAME SHOPっていう、ロックとエレクトロみたいのが融合した、めちゃくちゃカッコいいバンドにお願いしてREMIXしてもらいました。友達のDJがクラブでかけられそうなTHE冠の曲ないんかとか言いよるんですよ。そのままかけたらええやないかって話でもあるんですけど(笑)、同じようなことを各所で言われたりもしたんで、そういうのも1曲、あっていいかなって(笑)。そこでお願いしたら、すごくカッコいいのを作ってきてくれたんですよね。ぜひとも世の中のロックDJとされているやつ、かけろってことですよね(笑)。このお洒落ヴァージョン……お洒落って言うてもうた(笑)。このリミックスを聴くだけのために買ってもええぐらいカッコよかったって言うてた、失礼な友達もいましたけどね。ちょっと待てよ、その前が大事やないかと(笑)。でも、そう言う人がいるぐらいなので、それも期待していただければ。


--- 笑いを誘う側面が表れたものとしては、「断裂」という曲がありますよね。このタイトルから、何についての歌なのかと思っていたら、最後に答が待ち受けている……


冠:切ないですね。父兄対抗リレーで頑張るお父さんがアキレス腱を切る……って、言っちゃいましたけど、それは娘を思う気持ちとか、家族愛っていうこともここにすべて重なってくる。しかも、(歌詞の物語の設定として)娘は連れ子なんですよ。つまり、昔の旦那の娘。何とか打ち解けようと頑張るんですけど、なかなか難しい。そんなときに学校の運動会があって、とにかく活躍するぞと意気込んで参加するわけですよ。そしてついに自分が走る番になり、バトンタッチされるんですが、最終コーナーで足がブチーンっていう。「つながりたい!」って思っていたところで、アキレス腱が離れていくという……。


--- そんな意味を掛け合わせた背景があったわけですね。


冠:そうなんですよ。実はこの親子物語には続きがあって、それは次のアルバムに入ってくると思うんですけど、泣きますよ。それも踏まえて聴いていただければ。前回のアルバムでは親のことを歌った「帰郷」という曲がありましたけど、僕も家族っていうものを考え出す年齢ですからね。今回は息子とか娘。そういう世代の人が聴いて笑ってくれるのか(笑)、感慨深く思ってくれるのか……切ないです。


--- これは現実にあるだろうなと思いますよ。


冠:僕が小さい頃によく見た光景ですよね。頑張るお父さんが足が絡まってコケて(笑)。「ハズいわぁ、おやじ、ホンマ、勘弁してくれやぁ」って。病院送りになってるお父さんとかいましたからね。めっちゃ張り切ってるからこそ、逆に切なくて。何でこんなゴリゴリのハードコアみたいな曲に当てたのかはわからないですけど(笑)。


--- ギター・ソロの速弾き具合も、そのときの心理的な混乱状況を見事に表わしてますよね。


冠:そうなんですよ。ただ、気持ち的には、この曲をライヴでやったとき、グルグルとサークルを作って回って欲しいんですけどね、リレーみたいに。アキレス腱は切ってほしくないですけど(笑)。


--- もし倒れる人がいれば、そこではみんなで助けたいですね。


冠:そうそう。倒れたら、バトンタッチしてくれたらいいんですよ、お前に託した、お前が廻れって。そして最後は会場全体がグルグル廻って(笑)。そういう曲を作りたいなと思って、お客さんがグルグル廻るようなイメージで考えたら、リレー、オヤジがコケる……断裂だとなって(笑)。


THE 冠

THE 冠

「若い人たちの未来に対しての気持ちが、どっかに出てきてるんですかね」

--- その発想が凄いですよ(笑)。現実的なところでいうと、冠くんは社会的な問題に切り込んでいくこともありますが、「WW3」は第三次世界大戦ということですよね。


冠:そう。これはいろんな意見があると思うんです。ただ、みんな戦後70年とか言うてますけど、すでに“戦前”というところまで来てるんじゃないかという話ですね。今、まさにという、こんなド真ん中な話題を歌詞にしてますけど、結構前に書いてたんですよ。安保法案の件とかで、若者もみんな戦争に対してそれぞれ思うことが増えてきたと思うんですけど、いつまでも平和でいられるとは限らない。平和でいるためには、何が必要なのか、何を守らなければいけないのか、考える機会が来てると思うんですよ。


--- それを冠くんに書かせたものって何だったんですか?


冠:単純にニュースとかを見てて、なんちゅう決め方をすんねんって。でも、何か批判するだけではイヤやから、こういうことが起きてるけど、お前ら、どうしていこうかと広く問う形にはなったんですけど……僕もそこまで政治に対して何かを語れるほどではないんです。でも、腹が立つことがいっぱいありますからね。原発にしてもそう。何も終わってない。そういう問題にいろいろ苛立って、最初はペンをとったんです。


--- こういった政治的な話題は避ける場合も多いじゃないですか。


冠:うん、「やらんでええやんけ、エンターテインメントなんやから」ってことですよね。でもねぇ、腹が立ったもんはしゃあないですよね。


--- 今の冠くんだからこれを書いたのかなと思ったんですよ。10年前、20年前なら書いてなかったんじゃないかなって。


冠:書いてないでしょうね。もうおじさんなんで、後の世代、若い人たちの未来に対しての気持ちが、どっか出てきてるんですかね。俺もわかんないですけど。若いときは自分の未来のことしか考えないですけど……20代のときに思い浮かべていた冠徹弥じゃないですけどね。でも、こういうことも素直に書けるようになったと言いますか。


--- ここまでひねりのない冠くんの歌詞も珍しいですからね。


冠:ホンマにそうですね。何かにたとえたりするのが好きですし、他の歌詞はそんな感じですけど、これに関しては直球ですね。曲調そのもので言っても、ヘヴィなミドル・テンポの曲って、THE冠にはあんまりないんですけど、一緒に歌って欲しいですね、みんなで合唱しようぜって。


--- サビの歌い上げていく冠くんの歌がまた凛々しく、何か強大なものに立ち向かっていこうという気概が見えてくるようですね。


冠:一人じゃどうにもならんけど、みんながおったらええやろぐらいの気持ちで、闘っていこうぜ、力を合わせようぜって感じのコーラスでもありますしね。その辺も聴いて欲しいですね。もうコブシ、挙げまくりの曲ですよ。


--- 昨今の国会議事堂周辺で行われている若者たちのデモと近い感覚もあるかもしれませんね。先ほども少し話題に出た「野垂れ死んだら許さない」も興味深いですが、こういう話って、残念ながらよくありますよね。


冠:よくあるというか、ほぼ僕の実体験ですね。お金なんて、貸したって返ってくるもんやないんですけどね。でも、裏切られるというか、そういうことがあっても……これはちょっと優しいですけどね、最終的に歌詞が。


--- ええ。さんざん酷い目に遭っていながら、「戻ってこい」と言ってますからね。どれだけ優しいんだって話ですよ(笑)。


冠:そう、だからお前は騙されんねん、この主人公はって思うんですけどね。でも、それも人間らしいかなって。お前は許さへんけど、野垂れ死んだらもっと許さへんっていう。この愛をわかっていただきたい。まぁ、こういう人が馬鹿を見たりするんですけどね。そんな話をものすごくポップな歌にのせて(笑)。


--- ファンクなノリの楽曲ですもんね。


冠:歌詞はネタ的なところも多いんですけど。


--- “ジャンピングおえおえ”と歌っている箇所がありますよね。この“おえおえ”とは?


冠:ジャンプは“飛んだ”ってことですね、つまり借金して逃げるっていう。“おえおえ”は、「おいおい、どこ行くねん!」って意味合いの関西弁ですね。“追う”って意味にもかかってきますね。特に音楽業界って、しばらく逃げて、何食わぬ顔で現場にまたおったりすることがあるんですよ。


--- ええ。どういうわけだか、そういう人はいますよね。


冠:そんなヤツに限って、野垂れ死んでないんですよね。でも、ホントにどっか飛んで、行方不明になってしまうヤツもいる。いろんな事情もあるんでしょうけど、そういうヤツに、早く帰って来い、この世界でもう一回やろうけって気持ちもあったり。どっかに負い目はあったりすると思うんですよ。最初はその怒りのままに書いてたんですけど、どこかそいつにも逃げ道というか、チャンスはあったほうがええなと思って。個人的な話ですけど、そいつが聴いてくれたら嬉しいなと思うんですよね。


--- 借金で行方をくらました人について、「あいつ、どうしてるの?」「マグロ船に乗ってるらしいよ」的な話題になることってあるじゃないですか。そういうマグロ船がホントにあるのか、都市伝説的なところもあるんですが(笑)。


冠:僕らの次のツアーは<マグロ漁より帰還 TOUR 2015 秋〜大漁旗をなびかせて〜>ってタイトルですけど(笑)。半年以上続いていた舞台をマグロ漁にたとえてしまっているので、新感線に怒られるんちゃうかなって思いますけど(笑)。


--- その冠くんがついに帰ってくるぞと(笑)。


冠:帰ってきますよ、港にね(笑)。ワンマン・ツアーではないんですが、トリで出演してたっぷりやりますから。今回のアルバムの曲も過去の曲も織り交ぜて、笑って帰れる、楽しいヘヴィ・メタルのライヴになりますよ。ものすごく激しいですけどね。


--- 今までTHE冠のライヴを観たことがない人に、伝えておきたいこともありますか?


冠:何も先入観を持って来なくていいと思うんですよね。激しいのは激しいですし、やかましいのはやかましいですけど、とにかく笑いたいとか、ストレスが溜まってるとか、嫌なことがあるとか、そういう人にはぜひ来て欲しいですね、月並みな言い方ですけど。非現実的な時間を作ってあげて、汗をかいてもらって、発散してもらって、「じゃあ、明日から頑張ろうかいな」って思ってもらえる、そんな一日になればいいなと思ってます。生粋のメタル好きに対しては、それはもう「かかってこいや!」って感じですけど(笑)。


--- ちなみにアルバムのレコーディング・メンバーは?


冠:ギターは黒夢とかSadsとか、今はRaglaiaもやってるK-A-Zですね。ドラムはBAT CAVE のYOUTH-K!!!で、彼もRaglaiaで叩いてますね。ベースはTHUNDERくんっていう、今はTSPで弾いてる若い子です。今回のツアーでは、ドラムはSUNS OWLにいたGOくんなんですよ。彼もSadsで叩いてますけど。10月4日の<大冠祭2015>までは、そのメンツでいきます。ある種、貴重ですけどね。K-A-ZとGOと廻るのは10年ぶりなんですよ。最初に作ったミニ・アルバム『冠祭』(2005年)のときのメンバーですから。これは楽しみですけどね。その後も<SEX冠>が決まってますし。今年は秋からライヴ三昧で、溜まりに溜まった“ライヴやりたい熱”が発散されますよ。「お待たせしました!」ですね。


THE冠 最新音源情報

THE 冠 / 鎧兜鎖血

THE 冠 / 鎧兜鎖血

アーティスト名:THE 冠(ザ・カンムリ)
タイトル:鎧兜鎖血(ヨロイカブトクサリケツ)
レーベル:ハイパーデスラーレコード
発売日:2015年9月9日(水)
品番:HDR-1013
フォーマット: CD
価格:1,851円+税

<収録曲>
1. 鎧兜鎖血
2. ビキニライン
3. 断裂
4. WW3
5. 野垂れ死んだら許さない
6. 初志冠徹
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THE 冠 ライブ情報

マグロ漁より帰還ツアー2015秋 〜大漁旗をなびかせて〜

マグロ漁より帰還ツアー2015秋 〜大漁旗をなびかせて〜

▼マグロ漁より帰還ツアー2015秋 〜大漁旗をなびかせて〜▼
○9月12日(土)厚木Thunder Snake
w/ HARVEST, LOKA, Ailiph Doepa
○9月13日(日)柏PALOOZA
w/ HARVEST, LOKA, HEXVOID
○9月19日(土)神戸 太陽と虎
w/ HARVEST , ARTEMA, LOKA, THE GAME SHOP
○9月20日(日)広島CAVE-BE
w/ HARVEST, Davinci, mW, MAD
○9月21日(月・祝)小倉FUSE
w/ HARVEST, UNDER CREW, Davinci, Stew Hedd
○9月22日(火・祝)福岡Queblick
w/ HARVEST, UNDER CREW, Davinci
○9月23日(水・祝)山口周南rize
w/ HARVEST, Davinci
○9月25日(金)梅田Zeela
w/ HARVEST, HER NAME IN BLOOD, LOKA
○9月26日(土)滋賀B♭
w/ HARVEST, LOKA, sylph emew
○9月27日(日)名古屋JAMMIN'
w/ HARVEST, HER NAME IN BLOOD, LOKA, Fuel Pumps

全公演 前売:3,000円 / 当日:3,500円(税込, D代別)
全公演 開場 17:30 / 開演 18:00
*オールスタンディング
*3歳以上有料

※各開場開演時間等の詳細はTHE 冠オフィシャルサイトをご参照ください
大冠祭2015

大冠祭2015

▼大冠祭2015▼
2015年10月4日(日)クラブチッタ川崎
開場15:15 / 開演16:00
出演:THE冠, SEX MACHINEGUNS, HER NAME IN BLOOD, Aldious, Raglaia, MERRY, and more...
前売:ALL STANDING 5,000円 (税込・入場時別途ドリンク代)
問い合わせ:H.I.P. 03-3475-9999 / www.hipjpn.co.jp
企画:冠鋼徹倶楽部
制作:H.I.P.

大冠祭2015イベント特設サイト → http://www.hipjpn.co.jp/live/daikanmurimatsuri2015/

※各開場開演時間等の詳細は大冠祭2015イベント特設サイトをご参照ください
▼SEX冠TOUR2015▼
SEX MACHINEGUNS vs THE冠

10月26日(月)西川口 Hearts
10月27日(火)横浜 F.A.D
11月2日(月)梅田 Zeela
11月4日(水)長崎 Studio DO!
11月5日(木)福岡 Queblick
11月6日(金)小倉 FUSE
11月7日(土)山口 LIVE rise SHUNAN
11月9日(月)神戸 太陽と虎
11月10日(火)広島 Cave-Be
11月12日(木)柏PALOOZA
11月13日(金)厚木Thunder Snake
11月15日(日)名古屋JAMMIN
11月17日(火)松山WstudioRED
11月18日(水)京都 MUSE
11月20日(金)長野 JUNK BOX
Final
12月4日(金)赤坂BLITZ

全公演 前売:4,000円 / 当日:4,500円(税込, D代別)
主催企画 : SMG / THE冠

SEX冠TOUR2015特設サイト → http://www.hipjpn.co.jp/live/sex-kanmuri/

*オールスタンディング
*3歳以上有料

※各開場開演時間等の詳細はSEX冠TOUR2015特設サイトをご参照ください

特別読者プレゼント

THE 冠・冠徹弥氏 直筆サイン付きTシャツ

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※ご提供:THE 冠様

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▼応募方法
○Twitterでの応募
Metallization.jp Offical Twitter @Metallizationjpまで「THE 冠 グッズプレゼント希望」とツイートしてください。
○Facebookでの応募
Metallization.jp Facebook Official Pageから「THE 冠 グッズプレゼント希望」とメッセージを2015年9月25日(金)23:59までにお送りください。

※落選者にはご連絡いたしません。あらかじめご了承ください。
※発送はMetallization.jp事務局より行わせていただきます。
※本企画は終了いたしました。当選された方おめでとうございました。

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