2015年10月5日 更新

Vorchaos インタビュー

記事公開日:2015/07/10 - 新作「Singularity」のインタビュー

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記事公開日:2015/07/10

国産若手メタル/ラウド系バンドで徐々に頭角を現してきている「Vorchaos」。
前作から2年弱の期間で新作「Singularity」をリリースした彼らのワンマン・ライヴ直前にインタビューを敢行した。次世代のメタル・シーンの担い手である彼らのアツい想いを、是非このインタビューから感じ取って欲しい。
Vorchaos

Vorchaos

L to R
淳(Vo), Kaz(Gt), Fuji (Ba), yuzo(Gt) , USHI(Dr)

Vorchaos:淳(Vo), Kaz(Gt), yuzo(Gt), Fuji (Ba), USHI(Dr)
インタビュアー:kuma

でもまだこれが正解だとも思っていませんし、正解なんてないものだと思ってるので

--- 2013年11月前作「Vortex of chaos」のリリースから今回の新作「Singularity」まで、2年掛からずの比較的早いリリースとなりましたが、制作に至るまでの経緯を教えてください。


Kaz : 前作のアルバムで全て出し尽くし、納得のいく作品を作れたので今作はまっさらな状態から曲作りをスタートさせる事が出来ました。ツアーやスタジオ、日々の生活から受けたインスピレーションやこれからのバンドのイメージを曲のアイデアとしてストックしていたのですが、ツアーが終わりこのメンバーで一から作った作品を制作したいという気持ちが全員一致していたので作曲に取り掛かりました。ちょうどセカンドアルバムをリリースしようという話が出た頃だったのでコンセプト、方向性そして僕たちのやりたい事を目指し完成したものがこのアルバムです。

--- 2nd アルバムに向けて曲作りをした、というよりも、あくまでも自然の流れだったと。


Kaz : はい。常にプリプロダクションも録ってましたので、特に大きなトラブルもなく、新曲のストックもスムーズに出来上がりましたね。

--- 新作では全編、徹底した日本語での歌詞となっていますが、英詞を全く取り入れなかった事へのこだわりなどありましたら。


淳 : 元々僕個人は日本語で歌いたいという気持ちがあったんです。日本のバンドだし、まず日本でたくさんの人に聞いてもらいたいっていうのがあったので。あとやっぱ気持ちをストレートに伝えやすいですからね。それと、最近は本当に英語が多いと思うんですよ。それは全然悪いことじゃないし、海外の人に知ってもらうには英語もなくてはならないとも思います。でも、単純に、英語だからかっこよく聞こえるとか、そういう感じにはしたくなかったんですよね。日本語でかっこいいものを作れれば何も問題ないんじゃないかなと。

--- 歌詞も情景が浮かぶような内容から、ストレートな言い回しまで、今回は様々な表現を使っていますね。ストレートな歌詞は一見パンキッシュになりそうですが、しっかりとVorchaosの音楽性にフィットしてると感じました。表現方法で気をつけている事などありましたら。


淳 : やっぱり、ストレートすぎても恥ずかしくなっちゃったりするし、遠回しすぎても結局伝わらない。なのでそこのバランスがやっぱり難しいなと感じながら作っていましたね。歌なので、ストレートな表現を少し多めに、且つリスナーの胸に届くような言葉を選んで、試行錯誤しながら自分の中で定まってきたバランスというのが今回のアルバムということですね。でもまだこれが正解だとも思っていませんし、正解なんてないものだと思ってるので、もっと色んな事、たくさんの思いをたくさんの人に届けて、共感して、僕なりのやり方で、ライブ会場を通して、リスナーの人達と共に歌を作り上げていきたいなと思っています。

--- では、バッキング/演奏面でのこだわりなど。


yuzo : 先ほどKazが言ったように、前作ではその時点での全てを出し切った作品になったのですが、今回は前作でのカラーを残しつつ、新作ではメタルを聴かない方々にも聴いてもらえるように曲調のバリエーションを増やして制作しました。アルバム・タイトルになっている「Singularity」は従来の激しさに加えて、サビがキャッチーであったりと、一曲の中にこのアルバムの方向性が凝縮されていると思います。例えば「lm!」は激しさがメインのメタル気質の曲だったり、他にもバラード調の曲があったりと、全ての曲がこのアルバムにおける役割がありますね。自分のプレイに関しては、これまでがハードな曲調が多かったので、バラードや緩急がある曲ではピッキングも変えてみたりと、自分なりのチャレンジもありましたね。また、USHIが味付けを残しておいてくれていたので、そういったところも勉強になりました。また、バラードに関しては淳の歌詞や歌で感情移入したプレイが出来ましたね。結果、激しい曲はより激しく聞こえたりと、いいバランスで収録出来たと思います。
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kuma / メタルよろず屋 kuma / メタルよろず屋