2015年10月5日 更新

DOOM インタビュー

記事公開日:2014/10/28 - 2015年1月12日、CLUB CITTA’で行われる「VIOLENT ATTITUDE 2015」にて遂に再始動を果たすDOOMのインタビュー

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--- それともう一つ噂があって、YOKO FEST THE FINALの時にPAZZ氏と広川氏が15分という短い時間ですが交互にプレイするのではという噂がありましたが。


藤田:僕の中ではそれはなかったですね。でも周りでは、週刊誌ではないのですが、ちょっとそういう話が出ていましたね。


--- 広川氏での再始動は考えてはいましたか?


藤田:それもあったかもしれないですね。ただ、僕の中に彼が今何をして、どこでドラマーとしてプレイしているかという情報がまるで無かったんです。PAZZに関してはGASTUNK復活や、I LOVE YOU...OK?とかのライブ情報的なものを耳にする機会が結構あったので、、、逆にPAZZからDOOM再始動の話やらあったぐらいです。でも、僕のケツを一番後押しして叩いてくれたのは、実は広川ジョウイチなんですよ。


--- 「WHERE YOU LIFE LIES!?」時でのメンバーはいかがですか?


藤田:あの作品は打ち込みで、僕がサポートしていたDEF MASTERのヴォーカル / マニピュレーターであるYU-MIと散々苦労して作った内容でちょっとあの現場から離れたいという思いがありました。やっぱりリアルなサウンド、コンピューターがリアルじゃないというのではなくて、「ギター、ベース、ドラム」といったバンド形態でやりたかった。


--- 「WHERE YOU LIFE LIES!?」リリース後に何度かライブをやっていますよね。メンバーのアクシデントで活動停止となりましたが、解消後にそのメンバーでの活動は考えていましたか?


藤田:いや、それは全く考えていなかったですね。自分の中であれがDOOMかと言えばDOOMでない部分もあるし・・・、あの作品は複雑ですね。DOOMをやる以上は諸田コウがいた時のDOOMを超えないといけないなって思っていて。でないと、彼に対してもファンに対しても失礼だと思っているので、、、


--- 今のメンバーだったら諸田氏が在籍していた時のDOOMと対抗できるという考えですか?


藤田:超えなくちゃいけないと思っていますけどね。それがいい意味でのプレッシャーだし、やる気にさせてくれる部分でもあるし。DOOMを知っているお客さんは恐らくほぼ40歳オーバーかと思います。シーンがあるかどうかは分からないけど、この前のYOKO FEST THE FINALに来てくれた若いお客さんに、DOOMってこういうバンドだったんだよって印象付けが出来ればってことでのあの15分だったと思うんですよ。最後にドラム壊しましたけどね(笑)。


DOOM@YOKO FEST THE FINAL(20...

DOOM@YOKO FEST THE FINAL(2014/9/12 川崎CLUB CITTA’)

--- あの時の選曲ってインパクトある選曲でしたよね


藤田:皆に印象与えるってことを考えたら15分ではあの選曲しかできなかったですね。常にインパクトしか考えてなかったし、最初のアプローチなので。


--- PAZZ氏がドラムを破壊したのも含めてDOOMが戻ってきたなと昔からのファンは感じたと思うのですが。


藤田:追悼ライブではあれはやっちゃいけないことだと思うんですけどね、なんてことしやがるんだって(笑)。でも生易しいイベントが多すぎる気もしていましたし。勿論(横山氏は)仲間でもあるんだけども、皆で肩を組んでというのも手かもしれないけど、ステージに上がった限りは他のバンドの連中と戦わなくちゃいけないと思うんですよ。それで勝った負けたは別に言わないけど、あの時は15分という与えられた時間の中で自分たちがアピールしなきゃいけないという状況下を考えたら、あれはあれで正解だとも思います。


--- 昔のライブでも何度かドラムセットは破壊されていますし、横山氏があれを見ていたらやってくれたって喜んだと思いますよ。


藤田:でも、あの時に横ちゃんのお母さんがいなくて良かったなとも思います(笑)


僕たちは演奏して手売りでCDを売る、Tシャツを売る、そういった手段しかできないと思うし。

--- 2008年にEXPLOSIONレーベルからリリースしたアーティストの作品が再発されましたが、この時に再発していたら再始動の可能性はありましたか?


藤田:う~ん・・・、あの時やっていたとしたら中途半端で終っていたのかもしれないね。今の自分がいるからああいうライブが出来たというのもあるし。落ち着いて腰を据えて自分を見つめ直して、DOOMを見つめ直して、今までの経過を見つめ直して、ファンでいてくれる方も見つめ直して、仲間も見つめ直して、そういった状況をちゃんと見ることが出来ている自分が「今」なんだと思います。


--- VICTOR時代の音源は全て再発されていてDOOMの再評価に繋がったと思うのですが、現在廃盤状態にある「NO MORE PAIN」「ILLEGAL SOUL」「WHERE YOU LIFE LIES!?」といった作品の再発の可能性はあるのでしょうか?


藤田:「NO MORE PAIN」に関して再発は可能かと思います。「ILLEGAL SOUL」に関してはずっと話してはいるのですが、クリアしなくてはいけない問題があります。そこに労力を使うならリ・レコーディングしてリリースした方が気持ち良くできるんじゃないかなって。実はそんな話を先週PAZZとしていたんですよ。「WHERE YOU LIFE LIES!?」もクリアしなくてはいけない問題がありますね。プレイしている側とリリースしている側ではどうしても意見の相違も出てきてしまうから。簡単な話、やっぱりどの作品も数字の話になってしまうのですよ。そうなるとプレイしている側は面白くないなとなりますね。好きでやっている音楽を数字だけで判断されてしまうと、やっている側としては本当に辛くなってしまう。僕は数字というものは後からついてきて、リリースするということは先行投資でハイリスク / ハイリターン的要素は常に持っていると思っています。それが人間同士のチグハグで売り上げに繋がらなかったり、色々な意味で数字に繋がらない部分が出てしまう。その数字を最初から言われてしまうと当然常にナーバスになりますよね。勿論数字を作る為にこちら側はライブを頑張ったり、作品を手売りしたりしますよ。そういった手段は色々あるしこちらも協力します。そういった手段うんぬんではなくて最初から数字の話になってしまうと・・・、といった感じです(苦笑)。


--- 「VIOLENT ATTITUDE」が発表されて、そこに大きくDOOMの名前があって驚いたファンや関係者も多かったのですが、再始動と同時にこのイベントは考えていたのですか?


藤田:最初にイベント(VIOLENT ATTITUDE)が決まっていてDOOMが出演することは決まっていなかったんですよ。



--- DOOMありきでのイベントでスタートしたわけではなかったのですね。


藤田:たぶんイベントの方では、最初からDOOMありきで考えていてくれたのかもしれないけど。


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