記事公開日:2015/10/13

ヘヴィメトゥれ!Vol.60

ヘヴィメトゥれ!Vol.60

HEAD PHONES PRESIDENTの「Chain」のMV及び収録作品『folie a deux』(2007年リリース・2ndアルバム)から感じ取れる 『暗闇から得体の知れない異形の者が呪術的な言霊を唱えつつ慟哭を上げて這い上がってくるような絶望的な恐怖感の中に時折見せる天使の囁き的な一筋の希望の光が混在する』という闇雲に煽る恐怖感の類とは一味違う混沌とした暗黒世界に興味を持ち、更に2011年に開催されたイベント『HOUSE OF NOISE』で初めてライヴを見たことで終止鬼気迫るAnza嬢のパフォーマンスの素晴らしさに惚れ惚れし本格的に好きなバンドの一つとなったのだが、それ以降なかなかライヴに足が運べず歯痒い思いが続いていた。
2度目のライヴを見られたのは2014年のイベント『SUB­ EFFECT #64』でのことで、実に初見時から3年の月日が経ってしまっており、その間に名古屋あるいは近辺の大阪でのライヴが行われることも多かったはずだが本当にタイミングが合わずに歯痒い思いが続き、終いには『もしかして自分は HEAD PHONES PRESIDENTには縁がないのだろうか?』とネガティヴな気分に陥ることもあり、そんな事情もあって2度目のライヴを見ることが出来たのは本当に嬉しく、当時発表の新作『Disillusion』(4thアルバム)からライヴで先行演奏された「The One To Break」はAnza嬢のMCからもあったようにこれまでのHEAD PHONES PRESIDENTとは違った『明るい』雰囲気も感じるがそれでも強烈に胸をえぐるような哀愁のメロディの虜にされる素晴らしい曲で非常に圧倒され、HEAD PHONES PRESIDENTの新しい一面を垣間見れたことで更に今後の活躍に目が離せないバンドとなった。
しかしそれ以降もまたライヴに足を運ぶ機会がなくAnza嬢のパフォーマンスに触れることが出来ないのが残念なところではあるが今度は3年の歳月を開けることなく3度目のライヴを見たいと切に願っている。
近年国内では女性ヴォーカルを据えた所謂『嬢メタル』が盛んであり、乱暴にカテゴライズしてしまえばHEAD PHONES PRESIDENTも嬢メタルの一つとして語られるのだろうが、個人的にこのバンドはジャンルを超越した激情慟哭音楽という認識が強く、今まで見てきたパフォーマンスの中でも最高峰の部類で今でも脳内に鮮烈に刻まれており、外見的な華やかさと内面的な暗さを同時に表現する混沌とした世界観がやはり堪らなく魅力的に感じる。

そういえばJURASSIC JADEのHizumi様とAnza嬢が対談するという企画の中でHizumi様が『JURASSIC JADEの古い曲カヴァーして良いよ』と言っていたのを思い出したが、Anza嬢が歌うJURASSIC JADEの曲も機会があれば聴いてみたいので、勝手な言い分ではあるがHEAD PHONES PRESIDENTとJURASSIC JADEのツーマンを東海地区近辺で組んでいただけると本当にありがたい限りである。

HEAD PHONES PRESIDENT

Head Phones President - Chain - YouTube

Music video by Head Phones President performing Chain

HEAD PHONES PRESIDENT / The One To Break (OFFICIAL) - YouTube

from the 4th full album "Disillusion" by HEAD PHONES PRESIDENT Aug 6th 2014 in stores!! HEAD PHONES PRESIDENT / Disillusion 01. The One To Break 02. A New Wo...

JURASSIC JADE

JURASSIC JADE 触れてはいけない (furete wa ikenai) - YouTube

鋼輝

 (7403)

小さい頃から絵が好きで漫画家志望だった。
紆余曲折有って断筆しようと思ったけれどヘヴィメタルを聴いていた事で救われた。
なので今の自分の目標は『絵を描く事で多くのヘヴィメタルバンドの役に立てる存在になる事』。
今度は俺が恩を返す番。
今後も日々精進致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。

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