2015年10月26日 更新

Phantom Excaliver インタビュー

記事公開日:2015/08/04 - ファーストアルバム「鋼鉄の誓い」のインタビュー。話し手にMatsu氏(Gt. Vo)。

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記事公開日:2015/08/04

ここ最近「イキの良い若手ヘヴィメタルアーティスト」「今後、化けるかもしれないヘヴィメタルバンド」ということでチラホラ噂を耳にしていたPhantom Excaliver。そう、世界に安定と平和をもたらすと言われる幻の聖剣「Phantom Excaliver」を捜し求めるために為に立ち上がった若きヘヴィメタルの勇者四人組である。武器はその若さと、クサクサのメロディ、そして全ての人を笑顔に包み込むライブ!!!彼らの先に待ち受けるのははたして何か?ギタリストでありこの冒険のリーダーでもあるMatsu氏にこの壮大なる物語のほんの入口について語ってもらった。実はこの日、Kacchang氏も参加予定だったのだが「ギガンテ」を発動したため急遽欠席となりました。えっ、古いって(笑)
Phantom Excaliver

Phantom Excaliver

Kacchang[Vocal] | Matsu[Guitar, Vocal] | Die-goro[Bass] | Thomas[Dr]

Phantom Excaliver:Matsu(Gt. Vo)
インタビュアー:別府伸朗

僕たちって全部後付なんですよね。EXCALIVERが聖剣ということさえ分らなかった

--- バンド結成までの経緯を前身バンドであるPhantom X時代から教えていただけますか?


Matsu:かなり話はさかのぼりますが、僕が高校一年生の時にX JAPANをコピーするPhantom Xというコピーバンドを結成しました。それが高校時代の三年間続いて、大学生になった時にKacchangの知人の関係で立川バベルに通い始めて、その時に僕がSEX MACHINGUNSとかBULLET FOR MY VALENTINEのコピーバンドをやりたいと言って。Kacchangとは小中学の同級生なんですが、仲良くなったのは中学三年生の二学期という微妙な時期にどうでもいい感じで仲良くなりました(笑)。僕が彼にL'Arc〜en〜CielとかX JAPANを教えたら音楽にハマって。それで、立川バベルでライブやろうよとなった時に高校でやっていたPhantom Xのベースとドラムを引き継がせて、Kacchangをそこに入れる感じで本当の意味でのPhantom Xが誕生しました。それでコピーバンドでやるつもりだったのが、Kacchangがコピーバンドだったら立川バベルに出れないって訳分らないこと言い始めて。オリジナルじゃなかったら辞めさせてもらうって、お前何様なんだって(笑)。それで「何だ、この野郎!」って悔しくもあったので、それでオリジナルも作って2011年の12月16日に一回目のライブを立川バベルでやりました。その後、ベースが抜けてKacchangの高校の後輩であるだいごろうに声をかけたらやりたいと言ってくれたので仕方ないから入れるかってなって(笑)。彼は元々ギタリストでタッピングとか早弾きをするんですよ。彼が加入して今のフロントの三人が揃いました。当時年間100本位ライブをやっていました。


--- 出演していたのは立川バベルが中心でしたか?


Matsu:初期は立川バベルが中心でしたね。バベルとアンチノックの合同イベントで初めてアンチノックに出て、それからアンチノックからも誘われて2012年が50本弱、2013年は80本以上ライブをやっていました。知り合いのバンドも増えてきて、2013年には大阪遠征もしました。最初に大阪、京都、奈良とツアーした時にそこのブッカーさんにも呼んでもらえるようになって、ツアーが自然と増えていきました。そのときは凄くしんどい思いをしたのですが、今思えばやって良かったなと思います。


--- 当時、特にしんどかったなと思い出すことは何ですか?


Matsu:方向性が定まらなかったのが一番しんどかったですね。何をすればいいのかとか、演奏は上手くならないし人気は出ないしで。しんどかったけど2013年辺りから1st、2ndシングルをリリースしてライブイベントの企画をやったりして、ライブの本数も増えて。2013年は苦しい思いもありましたが、今振り返ればターニングポイントになったのかなと。


--- その時は今と同じ音楽性でしたか?


Matsu:全く違います。メタルコアをやっていました。1stシングルは完全なメタルコアなノリを意識していてヘヴィメタル的なギターやベースソロを入れていました。2013年の年末に2ndシングルを出したのですが、そこでやっと俺たちがやりたいのはヘヴィメタルだとなって。そこで自分たちの音楽性を「メロディックスピードデスメタル」と名付けて方向性が定まってきました。そうなった時にドラムが抜けて、Kacchangが一時期顔を出していた法政大学のメタルサークル音楽企画倶楽部のTHOMASを紹介してもらって。彼は大学の音楽サークルでMETAL SAFARIのコピーバンドをKacchangと一緒にやっていました。彼を誘ったらバンドをやっていないということだったので、まずは一年間サポートで入ってもらって2014年12月28日の功の活動休止前ライブでオープニングアクトをやった時に酔っ払ってステージ上から「僕、Phantom Excaliverに入ります!」って言って。そこで男に二言は無いなと、それで今の四人になりました。


--- Phantom XからPhantom Excaliverになったのは海外のバンドが・・・


Matsu:あの海外の○○・・・、いやいや。僕も高校一年の時から海外にPhantom Xってバンドがいるって知ってはいました。だけどまさか声をかけられるとは思ってもいなくて。2013年7月13日にMergingMoonというバンドのレコ発に出たのですが、そのTwitterのリプライでフライヤーにPhantom Xとあったのですが海外のPHANTOM-X のヴォーカルのケヴィンってヤツから「THIS IS NOT REAL SHOW」って、「ここに俺たちはいない。日本に俺たちは行かないからな!」ってつぶやいていて。それで僕たちのことを知りだしたなと思っていたら、彼らが俺たちを見つけて「HEY、JAP」ってコンタクトしてきて。「お互い頑張ろうな、ハハ」ってノリからいきなり「訴えるぞ!」みたいな感じにもなったり。それで何しでかすか分らないし、●●●とも思ったので(笑)。友達にも○○って言うのも恥ずかしかったので、バンド名を変えるかって話になりました。それで僕たちが最初に考えたのが「PHANTOM-X JAPAN」という(爆笑)。それでいいんじゃねってなったのですが、ケヴィンが「ふざけるんじゃねぇ!それだったらMETALLICA FROM JAPANと一緒じゃねぇか」って。あんた達とは規模が違うじゃねぇかと思いつつダメかって。それで秘話なんですけど、だいごろうがオタクでエロゲー大好きで、「FATE/STAY NIGHT」というゲームの必殺技にEXCALIVERというのがあるらしくって。


どんな願いも叶えると言われる聖杯を手に入れるために、魔術師たちが神話や歴史の英雄の霊を召喚し殺し合う「聖杯戦争」。その聖杯戦争に巻き込まれた半人前の魔術師、衛宮士郎を巡る伝奇活劇ビジュアルノベルゲームである。
それで『Phantom Excaliver』ってメロスピっぽいねと決まりました。それで2013年の8月にAILIPH DOEPAとの2マンの時にPhantom XがラストでこれからPhantom Excaliverで活動しますと。その時の映像がメチャクチャ面白くて。その時に初めてKacchangが剣を持ってきたのですが、それが弟の仮面ライダーのおもちゃのヤツだったんですよ。それで「Remember X」って曲があってその時に剣を振るアクションがあるのですが、それをやっている途中で剣がぶっ壊れちゃって、Kacchangがアタフタしているとても面白い映像があるのですよ(笑)。それがとても面白くて、「EXCALIVERと改名したその日にEXCALIVER壊れる」って。いつの間にかKacchangがどこかで黒い聖剣を持ってきて、髪を立てるようになって今に至ります。

--- 改名でバンドのコンセプトが更に固まった感じですか?


Matsu:正直な話、僕たちって全部後付なんですよね。EXCALIVERが聖剣ということさえ分らなかったけど、今の僕たちから見るとその時に方向性が決まったのだなと。その時は無意識でやってみようかって感じなんですよね。


--- それでPhantom Excaliverに改名したことはPHANTOM-Xのケヴィンには伝えたのですか?(笑)


Matsu:「こいつ等、Phantom Excaliverに改名したんだ、ハハハ」、それでもう放置しました(笑)。まぁ、結構大変でした(苦笑)。改名したとき、最初はやっぱり違和感がありましたよ。それまでPhantom Xでやってきましたから、憶えやすい名前だとも言われてましたし。「Phantom Excaliverだと長くない?」とか「PHANTOMだったらXしか思い浮かばないや」といった意見もありました。でも、今になれば変えて良かったですよ。今では「PHANTOM」、「EXCALIVER」、あとは「聖剣」とか呼ばれます。


--- バンドのコンセプトである「幻の聖剣をめぐる冒険」というのも後からですよね。


Matsu:ここからはインタビューにしっかり載せてください(笑)。そこで小杉さん(ハウリングブル代表)と話をしていく中で「コンセプトがあって物語がある方が面白いじゃん。お前たちはドンドン面白いことをやっていった方がいい」と助言をいただいた時にやっぱり後付になるのですが、それだったら聖剣をめぐる物語にして愛と世界平和をもたらすって冗談交じりに話していったら凄いことになっていって。そういったコンセプトに至り、僕たちもそれに沿っていこうと。


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